年表

年齢作品杉浦茂年譜世の中の動き
1908(明治41)0歳・東京市本郷区(文京区)湯島に開業医の三男として生まれる。・赤旗事件
1910(明治43)2歳・韓国併合
1914(大正3)6歳・第一次世界大戦
1915(大正4)7歳・湯島小学校に入学。
1921(大正10)13歳・本郷区駒込の私立郁文館中学校に入学。
1923(大正12)15歳・関東大震災で実家の医院、家屋を焼失。・関東大震災
1924(大正13)16歳・医院・家屋を新築するも、9月に父が急死。
1926(大正15)18歳・洋画を志し太平洋画会研究所(谷中真島町)に入所。
1927(昭和2)19歳・洋画家の高橋虎之助氏に師事。
1930(昭和5)22歳・第11回帝展(帝国美術展覧会)洋画部に油彩の風景画『夏の帝大』で入選
1931(昭和6)23歳・満州事変
1932(昭和7)24歳・「どうも近ごろ物騒でいけねえ」(『東京朝日新聞』12/18) ※デビュー作・知人より田川水泡氏を紹介されるが3ヵ月悩み、4月1日に意を決して門をたたく。東京朝日新聞紙上において「どうも近ごろ物騒でいけねえ」でデビュー。・満州国建国
・五・一五事件
1933(昭和8)25歳・「お獅子の仇討ち」/「育ちざかり」(『東京日日新聞』1/8)
・〈どりこの〉の広告漫画(『報知新聞』6/28)
・「クロ子のお使」(『少女倶樂部』7月号)
・「思はぬ助け舟」(『少年倶樂部』7月号)
・「先生の御褒美」(『ニコニコ漫畫帖』 ※『幼年倶樂部』『少年倶樂部』『少女倶樂部』の景品)
・〈どりこの〉の広告漫画(『報知新聞』8/10)
・「ポン子の西瓜とり」(『少女倶樂部』9月号)
・「泥棒とお化け」(『少年倶樂部』9月号)
・〈どりこの〉の広告漫画(『報知新聞』10/14)
・「滿洲の侠ちゃん」(『滿洲日日新聞』日曜子供版にて連載)
・「お祖父さんの釣」(『少女倶樂部』10月号)
・「勇士頓太君」(『家の光』11月号)
・「クロ子の一日」(『少女倶樂部』11月号)
・「逃げたライオン」(『少年倶樂部』11月号)
・「何を描くかあててごらん」/「重宝は家来?」(『婦人子供報知』11月 第65号)
・「羊のお掃除」(『少女倶樂部』12月号)
・田河水泡の紹介により『少年倶楽部』『少女倶楽部』などに雑誌デビュー。
・田河夫妻に連れられて、弟子仲間とともに寄席や牛鍋屋、潮干狩りに出かける。
・家から独立。高円寺のアパートへ移り住む。
・ヒトラー内閣誕生
・日本が国際連盟を脱退
・「のらくろ」グッズ流行
1934(昭和9)26歳・「スキー寫眞」(『報知新聞』1/29)
・「沙漠の活劇」(『少年倶樂部』1月号 別冊付録『漫画學校』)
・「雪無情」(『報知新聞』2/5)
・「おしるこ三平」/「イタ吉失敗」/「すごい煙草」(『少年少女マンガ倶樂部』2月号)
・〈面白笑話館〉挿絵(「ずるいぞ」他)(『少年少女マンガ倶樂部』2月号)
・〈マン倶ニュース〉挿絵「健氣な少女」他(『少年少女マンガ倶樂部』3月号)
・「怪力ゝ太」/「動物の家」/「黒助のいたづら」/「短氣は損氣」/「卵とライオン」(『少年少女マンガ倶樂部』3月号)
・〈笑ひ話〉挿絵「無理な時計屋」他(『少年少女マンガ倶樂部』4月号)
・〈どりこの〉広告漫画(『少女倶樂部』4月号 ※『少年倶樂部』4月号に再掲載)
・「とび魚はキケン」/ 「シーソー遊び」/「たことブル」(『少年少女マンガ倶樂部』4月号)
・「ひげの力」(『少年倶樂部』4月号)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「丹下左膳の心境變化」(『滿洲日報』5/20)
・「切身の鯉のぼり」(『キング』5月号)
・「ペンキ屋の機轉」(『少年倶樂部』5月号)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画(「よわる」/「贈物戦術」)(『東京日日新聞』6/16 ※6/30の『滿洲日報』に再掲載)
・「ひや これは!!」(『少女倶樂部』6月号)
・「狸のピー太郎」(『少女倶樂部』6月号 別冊付録『サッチャンとモンチャン』)
・「鼠の兵隊」(『少年倶樂部』6月号)
・「ライオンとサル」(『少年少女マンガ倶樂部』6月号)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「おやぢ やらる」/「豆のゆくへ」/「旅のお支度」(『滿洲日報』7/13)
・「ピーちゃんびつくり」(『少女倶樂部』7月号)
・「とんだ鉢巻」(『少年倶樂部』7月号)
・「蛸の失敗」(『少女倶樂部』8月号)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「バイキン小僧とクラブ太郎」(『報知新聞』9/7)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「まづ小さいうちから」/「うへ!これは」(『報知新聞』9/28 ※10月17日の『滿洲日報』に再掲載)
・「熊虎合戦」(『少女倶樂部』9月号)
・「大力すぎて」(『少年倶樂部』9月号)
・「ホンタウニ タツテヰル コドモハ イクニン デスカ。」/「ピーコサンガ モツテキタ ゴチソウ ハ ナンデセウ。」(『婦人倶樂部』9月号 別冊附録『凸凹黒兵衛』)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画(クラブのハミーさん)(『報知新聞』10/5)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「タイトルなし」/「時代遅れ」(『報知新聞』10/18)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「ビル街の晝休み」(『報知新聞』10/25 ※10月30日の『東京日日新聞』に再掲載)
・「タイトルなし」『婦人子供報知』第87号
・「とん平の奮闘」(『少女倶樂部』10月号)
・「オヤ、ドウシテ、オクワシヲ、タベナイノデセウ。」/「オヤ、ドウシテ、オチナイノデセウ。」/「オヤ、ドウシテ、アカチヤンハ、ナイテ、ヰルノデセウ。」/「オイシサウナ ボタモチ。」/「タツタ ヒトリボツチデ マンヰントハヘンダナ。」/「コレハ コレハ、ユクワイナ オウチ。」(『婦人倶樂部』10月号 別冊附録『凸凹黒兵衛』)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「お伽の國」(『東京日日新聞』11/30 ※12月2日の『報知新聞』、12月5日の『滿洲日報』に再掲載
・「忠義な家來」(『キング』11月号)
・「舌切りかゝし」/「負けるが勝」(『少女倶樂部』11月号)
・「ドウブツ、オホコマリ」/「オヤオヤ、ドノヒトガ、ドノコドモヲ、オヒカケテ、ヰルノデセウ。」/「ナイテヰタ コドモガ、キフニ、ニコニコシテキタノハ、ナゼデセウ。」/「クロベエト、シロチヤンガ、ビツクリシタノ ハ、ナゼデセウ」(『婦人倶樂部』11月号 別冊附録『凸凹黒兵衛』)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「タイトルなし」/「バイキン共の大會議」(『東京日日新聞』12/21 ※1935年1月12日の『滿洲日報』に再掲載
・「狸の失敗」(『少女倶樂部』12月号)
・「コレハ、ユクワイ アベコベクラベ」/「ドノエ ニ モ マチガヒガ アリマス。ミナサンモ、アテテ クダサイ」(『婦人倶樂部』12月号 別冊附録『凸凹黒兵衛』)
・高円寺のアパートから小石川音羽町のアパートに移る。・東北地方、冷害凶作被害による飢饉
・出版法改正公布
1935(昭和10)27歳・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「荒寺の一夜」(『東京日日新聞』1/3 ※1月4日の『報知新聞』、1月14日の『滿洲日報』に再掲載)
・「とんだ初日の出」(『少女倶樂部』1月号)
・「冬の珍競争」(『少年倶樂部』1月号)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「いろいろな自慢」/「凸ちゃんの豆まき』(『東京日日新聞』2/2)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「峠の茶屋」/タイトルなし(『報知新聞』2/10)
・「ベテイさんのキリン狩」(『少年倶樂部』2月号)
・「頓智小僧」(『少年倶樂部』5月号)
・〈笑話〉挿絵「花子さんが……」他(『少女倶樂部』7月号)
・「時計の夜番」(『少年倶樂部』7月号)
・「ピー子ちゃんの一日」/「化けくらべ」(『少女倶樂部』8月号)
・「ブルブル事件」(『新少年』7月号)
・「タイトルなし」(『少女少女譚海』9月号 ※『新少年』9月号の広告/『新少年』9月号に再掲載)
・「頓智小僧」(『少年倶樂部』10月号)
・「漫画講談 丹下左膳」/「見たいものづくし」/〈トンチン館〉挿絵「しゃれ問答」他/〈難問道場〉挿絵「あゝ秋來る!」他(『新少年』10月号)
・「ゐのししが猛進すると」/「柵は結つたが」(『少年倶樂部』11月号)
・「弱蟲道場」(『新少年』11月号)
・「醫は仁術なり」(『キング』12月号)
・「目玉のマル平」(『少年少女』第2巻第2号)
・「目玉のマル平」(第3回)(『少年少女』第2巻3号)
・「目明しテク平」(『少年少女』第2号)
・「しつぱいにつき」(『少年少女』第3号)
・「タイトルなし」(「マンガ傑作集」第2集)
・芥川賞・直木賞創設
・日本ペンクラブ結成
・アメリカの漫画映画「ポパイ」上映
1936(昭和11)28歳・「大きな足跡」(『キング』1月号)
・「武者修行失敗記」/「手ぬかり」/「梯子乗り」/〈トンチン館〉挿絵「賀正」他/〈難問道場〉挿絵「皆さんおめでたう……」他/〈マンガの行列〉タイトル・カット(『新少年』1月号)
・「タイトルなし」(『少女倶樂部』2月号)
・「豆助大手柄」/「雪の世界」/「衛生的」/「今日はお寺の頭剃りデーです」/「昭和の花咲爺い」/〈トンチン館〉挿絵「寅年」他/〈難問道場〉挿絵「では諸君……」他/〈少年漫才「天ぷら問答」〉タイトル・カット/〈一千名懸賞〉挿絵(※3月号に再掲載)(『新少年』2月号)
・「無敵の小倶丸」/「親切な上級生」/「成程もつとも」(『少女倶樂部』3月号)
・「寄宿舎騒動」/「ゴリラ立腹」(『新少年』3月号)
・「手品師の名案」/「親指太郎」(『ニコニコ漫畫帖』 ※『幼年倶樂部』『少年倶樂部』『少女倶樂部』共通の景品)
・「タノシイピクニック」/〈おもしろいおもしろい遊戯室〉挿絵「まちがひさがし」他(『トランク・トンチャン』※『婦人倶樂部』〈子供服〉の景品)
・〈難問道場〉挿絵「では、第十一回目の……」(『新少年』3月号)
・「お百姓さんの潮干狩」/「無敵の小倶隊」/「愉快な遠足」(『少女倶樂部』4月号)
・「動物園の五月」/「無敵の小倶丸(怪盗捕縛の巻)」/「動物園見物」/「お猿狩」(『少女倶樂部』5月号)
・「おしやれ姉さまとたま」/「楽しい日曜」(『少女倶樂部』6月号)
・「蟲齒豫防デー」/「螢狩」/「時の記念日」/「梅雨入り」/「金魚」(『少女倶樂部』6月号 綴じ込み漫画付録『六月漫畫ごよみ』)
・「怪傑 金蝙蝠」/「ルンペン大まうけ」/「齒醫者受難」/「手相にあらず」/「魚屋の小父さん曰く」(『新少年』6月号)
・〈少年面白文庫〉挿絵「自画像」(『少女倶樂部』6月号)
・「冷蔵庫」/〈少倶ニコニコ繪本〉扉絵(『少女倶樂部』7月号)
・「大變!果合いだツ」(『少年倶樂部』7月号)
・「扇風機は大禁物」/「寝方色々」/「豪傑はつらい」/〈川柳〉挿絵/〈難問道場〉挿絵(『新少年』7月号)
・「變なきめ方」/「滑稽大奇術」(『少女倶樂部』8月号)
・「讀めない同志」/「無敵の小倶隊(お月見の巻)」(『少女倶樂部』9月号)
・「無敵の小倶隊(遠足の巻)」(『少女倶樂部』10月号)
・「ひとりの合點」/「とんだ始球式」/〈難問道場〉挿絵(『新少年』10月号)
・「或る日の堀部安兵衛」/「燈火親しむ可し」(『キング』11月号)
「押賣と玉ちゃん」/「ナ博士のニコニコまじなひ」(『少女倶樂部』11月号)
・「ずるいキリンさん」/「ハテ困った!!」/「木も繃帶?」/
・「トン吉の名案」(『少女倶樂部』11月臨時増刊号)
・「猪騒動」(『少女倶樂部別冊・少女娯樂讀本』11月号)
・「今日一日を」(『少女娯樂讀本』11月号)
「タイトルなし」/〈『少女倶樂部』臨時増刊号 折込広告〉(『少年倶樂部』11月号)
・〈千里眼あそび〉挿絵/〈三方一兩損〉挿絵/〈滑稽八問答〉挿絵/〈左の圖をボール紙にはつて、線の所から切つて、それをもとのやうに組み立てて下さい〉挿絵/〈ニコニコ笑話室〉挿絵/〈あて繪遊戯〉挿絵/〈笑遊戯〉挿絵/〈ゴロゴロ雷遊〉挿絵/〈茶碗たゝき遊〉挿絵/〈ジャンケン點取遊〉挿絵(『少女倶楽部別冊・少女娯樂讀本』11月号)
・〈講談社の絵本〉広告 (『報知新聞』12/16)
・〈幼年倶樂部臨時増刊・オ正月バンザイ号〉広告(『報知新聞』12/19)
・「傘屋の大しくじり」(『少女倶樂部』12月号)
・「氷はしご」(『少年倶楽部』12月号)
・〈難問道場〉挿絵(「いよいよ思出多い……」)(『新少年』12月号)
・本郷区森川町、帝大(現東大)前のフジハウスへ転居。
・長谷川町子が田河水泡へ弟子入り。
・二・二六事件起こる
・スペイン内乱
1937(昭和12)29歳・〈「『講談社の繪本』が出ました」〉折込広告/〈「のらくろ小隊長」〉折込広告(『幼年倶樂部』1月号)
・〈まんぐわ面白文庫〉扉絵「ワツショイワツショイワツショイ少倶の初荷だ……」/〈待たるゝ2月號〉挿絵(『少女倶樂部』1月号)
・「餅燒騒動」/「けふは紀元節」(『少女倶樂部』2月号)
・〈「桃太郎」/「曽我兄弟」他〉折込広告(『幼年倶樂部』2月号)
・「流石は兄弟」(『少女倶樂部』3月号)
・「愉快な遠足」/「お女中さん」/「變なきめ方」/「タイトルなし」/「おしゃれ姉さまと玉」(『東京通信(漫画面白館)』通巻540号 ※3月発行)
・〈走ってゐる汽車に電報をうつには?〉挿絵/〈珍しい驛名〉挿絵(『少女倶樂部』4月号 別冊付録『學習實典』)
・「變な寶物」/「ナ博士のお花見」/「オヤオヤナルホド」(『少女倶樂部』5月号)
・〈まんぐわ面白文庫〉扉絵(「少倶が面白いので」)(『少女倶樂部』6月号)
・「タコ騒動」(『講談社の繪本・漫畫とお話大會』7月1日号)
・「ノドノカワイタザウクン」(『幼年倶樂部』7月号)
・「氷屋の名案」(『少女倶樂部』8月号)
・「お兄ちやんのお手柄」(『少女倶樂部』8月臨時増刊号)
・「水着のいろいろ」/「浪人の奇計」/「新記録目ざして」/「とんだ災難」/〈難問道場〉挿絵(『新少年』8月号)
・「忍術漫畫城」(『新少年』8月号 別冊付録)※初めての忍術漫画
・「寫真屋の名案」(『キング』夏の増刊号)
・〈「動物画集」/「リンカーン」他〉折込広告(『幼年倶樂部』8月号)
・「滿洲の侠ちゃん」(『滿洲日日新聞』全128回)
・3月、田河水泡を顧問とした「昭和漫画会」が結成され、杉浦もその一員になる。
・5月、田河水泡により『小学漫画新聞』を創刊するが日中戦争勃発により漫画家にも令状が届くようになったため発行を停止。
・盧溝橋事件(支那事変)→日中戦争勃発
・少年誌などの表紙・付録に軍事色が強くなる。
1938(昭和13)30歳・「豆助漫遊記(イイナガメダナア)」(『講談社の繪本・漫畫と孝行繪話』5月15日号)
・「頓智とん平」(『講談社の繪本•漫畫と忠勇繪話』7月15日号)
・「ここも凱旋?」(『少年倶樂部』7月号)
・「僕の手柄」/〈武藤貞一『無敵日本軍』〉折込広告(『少年倶樂部』8月号)
・〈『少女倶樂部』10月号の広告〉(『報知新聞』9/11)
・「三人小坊主」(『講談社の繪本•漫畫と愛國美談』9月15日号)
・「クロンボクロスケ」(『講談社の繪本•漫畫と支那事變美談』12月10日号)
・国家総動員法公布(本格的な戦時体制確立)
・パリで第1回国際シュルレアリスム展開催
・チャップリンの「モダンタイムス」上映
1939(昭和14)31歳・「とんだ勤勞」(『少年少女譚海』1月号)
・「凸坊の動物園見学」/「新年試筆」/「餅やきいろいろ」/「大食の夢」(『少年少女譚海』1月号増刊号)
・「弓の名人 弓太郎」(『講談社の繪本•ニコニコ漫畫大會』2月10日号)
・「チンネンとドンネン」(『講談社の繪本•漫畫と出征美談』4月15日号)
・「ソレ地震だ」(『少年少女譚海』4月号)
・「碇泊中の珍事」(『少年少女譚海』5月号)
・「坊やのお手柄」(『新少年』5月号)
・「シクジリ王様」(『講談社の繪本•教育漫畫大會』6月10日号)
・「用心爺さん」(『少年倶樂部』6月号)
・「びんぼう寺」(『少年少女譚海』6月号)
・「坊やの計略」/〈新少年漫画祭り〉タイトル・カット(『新少年』6月号)
・「理屈はさうでも」/「開けたアフリカ」(『少年倶樂部』8月号)
・「凸坊のキヤンプ」(『少年少女譚海』8月号)
・「豆助漫遊記(サテゲンキデイカウ)」(『講談社の繪本•漫畫と鳥獣合戦』9月10日号)
・「たいくつしない法」(『少年倶樂部』10月号)
・「ターザンの失敗」(『譚海』10月号 )
・「ユクヮイナ クリ坊」(『講談社の繪本•漫畫と動物美談』11月10日号)
・「ニコニコ ヒデチヤン」(『講談社の繪本・漫畫と銃後美談』12月10日号)
・「日本児童漫画家協会」結成、創立。「昭和漫画会」同人全員とともに杉浦も参加。・ノモンハン事件
・第二次世界大戦勃発
・日本放送協会、初のテレビ電波発射実験
1940(昭和15)32歳・「ホガラカ ケンチャン 」(『講談社の繪本•漫畫と教育童話』1月10日号)
・〈挿絵〉(『少年倶樂部』新年号 別冊付録『笑はせくらべ智惠くらべ』)
・「居候大失敗」(『譚海』2月号)
・「オ小僧 トンネンサン」(『講談社の繪本・漫畫と子供美談』3月10日号)
・「のらねこ」(『少年倶樂部』4月号)
・「ドウブツエン ケンブツ」(『講談社の繪本・漫畫と教育紙芝居』5月10日号)
・「變つた鳥かご」(『少年倶樂部』5月号)
・「ハイハイ ターチヤン」(『講談社の繪本・漫畫とニコニコ學校』7月10日号)
・「トンチンサン」(『講談社の繪本・漫畫と軍國繪物語』8月10日号)
・「ワガママ 若サマ ト マメ吉」(『講談社の繪本•漫畫とお伽噺大會』9月1日号)
・「オテツダヒブタイ」(『講談社の繪本・漫畫と銃後童話集』11月5日号)
・3月、日本児童漫画家協会主催の「コドモマンガ展」が銀座三越にて開催。・日・独・伊三国同盟締結
・大政翼賛会創立。
・映画「駅馬車」東京で公開
1941(昭和16)33歳・〈〉(『銃後之友』4月号 付録)
・「ゲンキナコグマ」単行本(國華堂書店 7/18)
・出版物規制と用紙不足などで出版事情が悪化。出版社の統廃合や雑誌の数の減少により、漫画家は発表の場を単行本に移していく。・日ソ中立条約
・真珠湾攻撃(太平洋戦争開戦)
・言論出版等臨時取締令公布
1942(昭和17)34歳・「愉快ナ豆象」単行本(國華堂書店 2/8)
・「ボクラノブタイ」単行本(國華堂書店 6/7)
・「コドモ南海記」単行本(國華堂日童社 8/20)
・「ミナミノクニ」単行本(國華堂書店)
・「勇敢ナカメクン」単行本(國華堂日童社 )
・3月、「少年文学作家画家協会」設立、入会。
1943年(昭和18)35歳・「ジヤワノキニーネノ話」単行本(國華堂日童社 3/11)
・「カンガルーノ國」単行本(國華堂日童社 7/15)
・「北ノ人達」単行本(國華堂日童社 7/25)
・「」(『婦人子供報知』第65号)
・「ツンドラノ話」単行本(國華堂日童社)
・1月、結婚。湯島天神で挙式。横浜市港北区妙蓮寺から江戸川区小岩町に転居。
・6月、日本の全漫画家が入会した「日本漫画奉公会」が結成。
・8月、同会による「戦意高揚大漫画展」が開催され、貨物輸送の鉄道員の姿を描き出品。
・10月、出版関係の仕事がないため「茂原映画研究所」に入所し軍関連の教材映画のセル画の仕事に従事。
・「学徒戦時動員体制確立要綱」発表(学徒勤労動員の実施)
・英米語の雑誌名禁止
1944(昭和19)36歳・米軍、サイパン島占拠
・東京空襲(B29による本土初空襲)
・一億国民総武装(竹槍訓練など本格化)
1945(昭和20)37歳・7月、召集令状が来る。世田谷の砲兵連隊に入隊、熊本県へ派兵。
・9月、復員。食料の確保に明け暮れる。
・東京大空襲
・独、無条件降伏
・広島、長崎に原子爆弾投下
・ポツダム宣言受諾。8月15日、終戦の玉音放送。
・第二次世界大戦終結
・GHQ(連合国総司令部)設置
・チャンバラ映画、および仇討ち・心中もの芝居の上映禁止(GHQ)
1946(昭和21)38歳・「冒険ベンちゃん」単行本(新生閣 1/)
・「オヤオヤ」/「クシャミ・ターザン」/「チビスケ」(『コドモ漫画』5月号)
・「甘井甘助」(『新漫画』6月号 ※創刊号)
・「ヨシヲサン」(『フレンドブック』第2号 7月号)
・「アザラシヲジサン」(『にひがた子供新聞』7/7)
・「夕立ち帽子屋」(『にひがた子供新聞』7/8)
・「タカイトケイ」(『にひがた子供新聞』8/11)
・「漫画の丸ちゃん」(『にひがた子供新聞』連載期間不明)
・「カゼニフカレテ」(『フレンドブック』第3号 8月号)
・「新人登場」(『漫画人』9月号 ※創刊号)
・「魔法のらんぷ」単行本(新生閣)
・「こっちの方が大キイゾ」/「小父さんのちえ」(『にひがた子供新聞』9/8)
・「ヒトマネザル」(『にひがた子供新聞』12/29)
・新生閣社長・鈴木省三氏を紹介され、戦後初仕事となる単行本を描かせてもらうことが決まる。・東京裁判
・日本国憲法公布
・夕刊フクニチで「サザエさん」(長谷川町子著)連載開始
・三一書房、みすず書房などの出版社が相次いで創業
・文学雑誌の復刊・創刊相次ぐ
・「拳銃の町」「カサブランカ」などをはじめ、アメリカ映画の輸入再開(GHQ)
・プロ野球公式戦再開
1947(昭和22)39歳・「ポンチャンノウチ」(『フレンドブック』第3集 3/1)
・「モーキチとワンスケ」/「アフリカのたび」(『こども漫画』5月号)
・「だるちゃん」(『こども漫画』6月号)
・「一心太助」単行本(新生閣 10/25)
・「密林と冒険ハッチ」単行本(新生閣 11/5)
・「冒険ベンちゃん」単行本(新生閣 11/15)
・「まっすぐ先生」/「豪傑おでん」(『漫画トランク』12月号)
・「ちびすけ」(『少年少女漫画と読物』12月号)
・「南海魔島」単行本(新生閣)
・「魔神博士」単行本(新生閣)
・10月、田河水泡宅に東京漫画社社長・矢沢、伊藤莫、ツヅキ敏、野呂しん平、杉浦茂が集まる。・日本国憲法施行
・6・3・3・4制(男女共学)を規定
・第1次ベビーブーム
1948(昭和23)40歳・〈にこにこ面白くらぶ〉※なぞなぞ漫画(『少年少女漫画と読物』1月号 別冊付録)
・「冒険ベンちゃん 怪艇魔王」(『少年少女漫画と読物』新年臨時増刊号)
・「探険古城の秘密(妖怪探検古城の秘密)」単行本(新生閣 3/1)
・「冒険ベンちゃん 魔境アマゾンの探険」単行本(新生閣 3/25)
・「冒険ベンちゃん」(『少年少女漫画と読物』1948年5月号〜1950年8月号)
・「ガムちゃんの冒険・怪魔島探検」』単行本(文林社 5/25)
・「密林の少年王」単行本(新生閣 5/25)
・「うへー これは」(『少年少女漫画と読物』6月号)
・「熊をいけどる」(『少年少女漫画と読物』7月号)
・「冒険ベンちゃん・魔人博士の秘密」単行本(新生閣 8/5)
・「魚つり」/「めざましとけい」(『少年少女漫画と読物』8月号)
・「ずるい人とぼんやり小僧」/「人まねサル」(『少年少女漫画と読物』9月号)
・「王子ピット」/「ベンちゃんのゆくえ?」/「舌切ばあさん/たねあかし」(『少年少女漫画と読物』10月号)
・「ジャムくん」(『小学四年』1948年11月号〜1949年3月号、『小学五年』1949年4月号〜6月号)
・「ふーいたい」(『少年少女漫画と読物』11月号)
・「天狗山」/「ちびすけ」(『少年少女漫画と読物』12月号)
・「少年ウンブラ」(『少年少女漫画と読物』12月号 別冊付録)
・ニュールック(男性リーゼント、女性ロングスカート)ブーム
1949(昭和24)41歳・「キリン号のたび」(『小学三年』『小学四年』1月号〜7月号 付録)
・「動物村のお正月」(『小学三年』『小学四年』1月号)
・「かきぞめ」(『少年少女漫画と読物』1月号)
・〈目次〉挿絵(『少年少女漫画と読物』新年臨時増刊号)
・〈痛快冒険双六〉(『少年少女漫画と読物』新年臨時増刊号 付録)
・「中ちゃん冒険の旅」(『中学一年生の学習』新年特別号)
・「にこにこ面白くらぶ」(『少年少女漫画と読物』1月号付録)
・「人まねオウム」(『少年少女漫画と読物』2月号)
・「チンネン君」/「らくがきはよしましょう!!」(『少年少女漫画と読物』3月号)
・「冒険ベンちゃん アンゴラ地底城」(『少年少女漫画と読物』春の臨時増刊号)
・「ラッパをふいたら」/「虎がにげだす」(『少年少女漫画と読物』4月号)
・「ダルちゃん」(『少年少女漫画と読物』5月号)
・「ハロー侠ちゃん」(『少年漫画帳』1949年6・8・10月号/12月号付録)
・「緑人大魔城」(『別冊小学5年』7月読物号)
・「ベルちゃんのてがら」(『こどもマンガクラブ』7月号)
・「冒険ベンちゃん 痛快旅行」(『少年少女漫画と読物』夏の増刊号)
・〈ちえくらべにこにこ劇場〉挿絵(『少年少女漫画と読物』夏の増刊号 別冊付録)
・〈ちえくらべにこにこ劇場〉挿絵(『少年少女漫画と読物』10月号別冊付録『漫画世界』)
・〈まんが面白大会〉扉絵(『少年少女漫画と読物』11月号)
・「映画見物もらくじゃない」/「豆助旅路の宿にて」/「いじわるにくや」/「これは意外!!」/「食べすぎには胃散」/「南洋もひらけました」/「たいへん果し合いだ!?」(『少年日本』11月号)
・「ピー坊のおつかい」(『少年日本』12月号)
・ドッジ=ライン実施。いわゆる「ドッジ不況」が起きる
・湯川秀樹氏が日本人初のノーベル賞受賞
・雑誌『少女』(光文社)で「あんみつ姫」(倉金章介著)連載開始。大ヒット
1950(昭和25)42歳・「カルタ会」(『小学四生』1月号)
・「痛快旅行」(『少年少女マンガクラブ』1月号)
・「ぼくの初夢」(『少年少女漫画と読物』1月号)
・〈ニコニコ面白どっさり山〉(『少年少女漫画と読物』1月号 付録)
・〈年賀状えはがき〉(『小学四年』新年特大号 付録)
・「冒険ベンちゃん 水母邸事件」(『少年少女漫画と読物』新春増刊号)
・「アップルジャム君」(『少年少女おもしろブック』1950年2月号〜1954年9月号)
・「バビロンの星」(『少年少女譚海』2月号 別冊付録『漫画大会』)
・「ハロー侠ちゃん」(『少年漫画帳』2月号・3月号付録)
・「アリゾナベンちゃん」(『東光少年』3月号)
・「冒険ハッチ」(『少年少女おもしろブック』3月号別冊付録『鉄の鯨』)
・「冒険ベンちゃん ミイラ塔の秘密」(『少年少女漫画と読物』春の増刊号)
・「チューチューはかせ」(『小学三年』4月号)
・「冒険ベンちゃん 魔術師ドンガラ」(『少年少女漫画と読物』夏の増刊号)
・「冒険王子」(『少年少女おもしろブック』8月号別冊付録『燃える時計台』)
・「弾丸トミー」(『少年少女漫画と読物』1950年9月号〜1952年4月号)
・「シャボンのタマ子とプクちゃん」(『少年少女おもしろブック』9月号別冊付録『液体人間』)
・「おむかえ」(『少年少女漫画と読物』10月号 別冊付録『テンテンのてっちゃん』)
・「荒原の熱血児・弾丸トミー」(『少年少女漫画と読物』11月号 別冊付録)
・「大平原の勇者バッファロービル」(『少年少女漫画と読物』秋の増刊号)
・「冒険ベンちゃん」単行本(『ナカムラマンガシリーズ』中村書店 12/15)
・「続・弾丸トミー・謎の二丁拳銃」(『少年少女漫画と読物』12月号 別冊付録)
・「弾丸トミー・モンタナ決死隊」(『少年少女漫画と読物』臨時増刊野球特集号)
・「宇宙艇事件」(『少年少女おもしろブック』12月号 別冊付録『北海の快少年』)
・朝鮮戦争勃発。朝鮮特需
・金閣寺が放火により全焼
1951(昭和26)43歳・「弾丸トミー・酋長ジェロニモ」(『少年少女漫画と読物』新年号 別冊付録)
・「ニコニコ漫画館」(『少年少女漫画と読物』1月号)
・「謎の旋風児」(『少年少女漫画と読物』初春増刊号)
・「弾丸トミー・呪われた城」(『少年少女漫画と読物増刊こどもブック』2月号)
・「コッペパンタロー」(『少年少女漫画と読物増刊こどもブック』3月号)
・「デブさんヤセさん」(『こどもブック』4月号)※「弾丸トミー」スピンオフ
・「彈丸トミー」単行本(『ナカムラマンガシリーズ』中村書店 5月)
・「コッペパンタロー」(『こどもブック』5・6月号)
・「ピストルボーイ」(『こどもブック』1951年~1953年12月号)※「コッペパンタロー」を改題
・「海水浴」(『こどもブック』8月号)※「コッペパンタロー」スピンオフ的挿絵
・「メリーちゃんのおるすばん」/「ピストルピー坊」(『冒険王増刊•漫画王』夏の増刊号)
・「冒険ボーイ」(『少年少女おもしろブック』8月号 別冊付録『漫画まつり』)
・「コッペパンタロー・幌馬車」(『こどもブック』臨時増刊号 9/25)
・「痛快カウボーイ・續・弾丸トミー」単行本(『ナカムラマンガシリーズ』中村書店 10/10)
・「ピストルボーイ」単行本(『ナカムラマンガシリーズ』中村書店 12/5)
1952(昭和27)44歳・「テキサス快少年」(『少年少女おもしろブック』新年特大号 別冊付録『新年漫画大行進』)
・「荒野の砦」(『こどもブック』新春増刊号)
・「続ピストルボーイ・幌馬車」単行本(『ナカムラマンガシリーズ 第2巻』中村書店 3/1)
・「覆面二挺拳銃」(『少年少女おもしろブック』4月号 別冊付録『漫画クラブ』)
・「よたろうさん」(『少年少女漫画と読物増刊・痛快冒険文庫』4月号)
・「キャプテン小僧」(「円盤Z」)(『少年少女漫画と読物』1952年5月号〜1953年11月号)
・「インデアン渓谷・弾丸トミー」単行本(『ナカムラマンガシリーズ第3巻』中村書店 5/25)
・「インデアンの襲撃」(『漫画王』6月号)
・「腰抜け武者修行」(『少年クラブ』夏の増刊号)
・「西部の凸坊」(『こどもブック』夏の増刊号)
・「密林の少年王」(『こどもと漫画』9月号)
・「続・冒険ベンちゃん 恐怖塔」単行本(『ナカムラマンガシリーズ』中村書店 10/5)
・漫画家志望の斉藤昭、藤巻悟郎の両氏が杉浦茂のもとを訪れる。
1953(昭和28)45歳・〈拳銃王冒險双六〉(『少年少女漫画と読物』新年号 付録)
・「弾丸トミー」(『少年少女おもしろブック』2月号 別冊付録『漫画のかんづめ』)
・「ピストルボーイ・拳銃王」単行本(『ナカムラマンガシリーズ』中村書店 3/1)
・「モヒカン族の最後」単行本(『おもしろ漫画文庫2』集英社 7/10)
・「猿飛佐助」単行本(『おもしろ漫画文庫21』集英社 12/)
1954(昭和29)46歳・「円盤Z」単行本(トモブック社 1/5)
・「ピストルボーイ・アパッチ平原」単行本(トモブック社)
・「猿飛佐助」(『少年少女おもしろブック』1954年3月号〜1955年12月号)
・「冒険ベンちゃん 怪艇魔王」単行本(『ナカムラマンガシリーズ 』中村書店 5/15)
・「彈丸トミー」(『少年少女おもしろブック』増刊夏休み漫画読物号)
・「太閤記」(『おもしろ漫画文庫53』集英社 8/15)
・「南海キッド」(『少年少女おもしろブック』8月号 別冊付録)
・「コッペパンタロー 」(『幼年ブック』9月号)
1955(昭和30)47歳・「侠助侠勇伝」(『少年画報』1月号〜5月号)
・「アンパン放射能」(『漫画王』1955年新年特大号〜1956年8月号)
・「怪星ガイガー」(『漫画王』1月号 別冊付録)
・「あんぽんたん珍旅行」(『少年少女おもしろブック』新年臨時増刊号)
・「八百八狸」(『少年画報』3月号 別冊付録)
・「ゴジラ」(『少年クラブ』3月号 別冊付録)
・「ドロンちび丸」(『幼年ブック』1955年4月号〜1957年8月号)
・「忍術白銀城」(『集英社の漫画ブック2』集英社 5/1)
・「大あばれゴジラ」(『少年少女おもしろブック』6月号 別冊付録)
・「プロレスの助」(『少年少女おもしろブック』7月号 別冊付録)
・「赤色館の秘密」(『少年少女おもしろブック』夏休み臨時増刊号)
・「拳斗けん太」(『少年少女おもしろブック』9月号 別冊付録)
・「新撰組隊長 近藤勇」(『少年少女おもしろブック』11月号 別冊付録『傑作漫画全集』)
1956(昭和31)48歳・「岩見重太郎」(『幼年ブック』正月号 別冊付録)
・「真田大助旅日記」(『少年少女おもしろブック』1月増刊号)
・「少年西遊記」(『少年少女おもしろブック』1956年新年特大号〜1957年3月号)
・「とらわかまる」(『小学2年生』4月特大号〜7月号)
・「超人猿飛」(『少年少女おもしろブック』春の増刊号)
・「続・猿飛佐助」単行本(『おもしろ漫画文庫108』集英社 1/10)
・「宮本武蔵」(『少年少女おもしろブック』7月号 別冊付録)
・「少年西遊記」(『なかよしグラフ』少年新聞 7/5)
・「少年児雷也」(『少年』1956年8月号〜1957年11月号)
・「天助武勇伝」(『別冊少年少女おもしろブック』夏号)
・「霧隠才蔵」(『少年少女おもしろブック』夏の増刊号)
・「クリクリどん太」(『幼年ブック』9月号 差し込み冊子)
1957(昭和32)49歳・〈ドロンちび丸・まんがカルタ〉(『幼年ブック』正月号 付録)
・「冒険ガン助」(『少年少女おもしろブック』4月号〜11月号)
・「水戸黄門漫遊記/怪物たいじの巻」単行本(『杉浦茂傑作漫画全集①』集英社 6/20)
・「孫悟空/大あばれの巻」単行本(『杉浦茂傑作漫画全集②』集英社 7/20)
・「曽呂利さん/とんち合戦の巻」単行本(『杉浦茂傑作漫画全集③』集英社 8/20)
・「モクモクドンちゃん」(『幼年ブック』1957年9月号~12月号/『日の丸』1958年1月号〜)
・「猿飛天助」(『幼年ブック』夏の増刊号 別冊付録)
・「太閤記第2集・藤吉郎編」単行本(『おもしろ漫画文庫142』集英社 11/10)
・「後藤又兵衛」(『少年少女おもしろブック』1957年12月号〜1958年5月号)
・ソ連が世界初の人工衛星打ち上げに成功
1958(昭和33)50歳・「少年けんじゅう王」(『日の丸』新年増刊号 別冊付録)
・「ジャングル冒険王」(『日の丸』3月号 別冊付録)
・「弥次喜多珍道中/東海道の巻」単行本(『杉浦茂傑作漫画全集④』集英社 7/)
・「一心太助」単行本(『杉浦茂傑作漫画全集⑤』集英社 8/30)
・「0人間」単行本(『杉浦茂傑作漫画全集⑥』集英社 9/30)
・「ごうけつ無茶丸」『日の丸』1958年10月号〜1959年7月号
・「弾丸トミー」単行本(『杉浦茂傑作漫画全集⑦』集英社 11/10)
・「八百八だぬき」単行本(『杉浦茂傑作漫画全集⑧』集英社 12/31)
・後半の半年間、過労による病気療養のため休筆・東京タワー完成
・「三種の神器」など家電ブーム
1959(昭和34)51歳・「ミスターロボット」(『少年』1月号〜12月号)
・「トレパンくん」(『ぐう』①)
・「チャンネルくん」(『ぐう』②)
・「デコボコハイティーン」(『ぐう』③)
・「少年児雷也」単行本(若木書房 12/)
・キューバ革命
・『週刊少年マガジン』『週刊少年サンデー』同時創刊
1960(昭和35)52歳・「へんなの…」/「なんじゃらほい」/「じょうだんじゃないよ」/「ようじんぼう」/「やせるたいそう」/「うれないさかなや」/「めいじん」/「ゆきかき」(『ぐう』④)
・「西部のピンキー」(『少年クラブ』夏休み増刊号)
・安保闘争激化
1961(昭和36)53歳・「お天気一家」(『日の丸』正月増刊号)・ベルリンの壁構築
・ソ連、ガガーリンによる人類初の有人宇宙飛行に成功
1962(昭和37)54歳・「赤色館の秘密」「超人鍵男」「海鰻荘事件」(『少年ブック』新年増刊号 別冊付録「少年珍探偵団」)・キューバ危機
1963(昭和38)55歳・「水戸黄門漫遊記」単行本(『世界名作絵物語全集⑥』集英社 1/10)※再録
・「トンコマくん」(『ぐう』⑤)
・「バイトくん」(『爆笑ブック①』)
・「ごくらく丸」(『爆笑ブック別冊②』)
・「よたろうさん」(『お笑いチャンピオン①』)
・「ネジ坊珍探検」(『お笑いチャンピオン②』)
・「よたろうさん」(『お笑い天国①』)
・「タレントテレ助」(『お笑い天国②』)
・新千円紙幣発行
・ケネディ大統領暗殺
・力道山刺殺
・アニメ「鉄腕アトム」放送開始(日本初の連続テレビアニメ)
1964(昭和39)56歳・「少年児雷也」(『週刊少年キング』1月10日号)
・「怪奇屋敷」(『少年ブック』新年増刊号)
・海外旅行の自由化
・東京オリンピック開催
・東海道新幹線開通
・漫画雑誌『ガロ』創刊
・『平凡パンチ』創刊
1965(昭和40)57歳・「孫悟空」(『月刊のらくろ』8月号〜10月号)
1966(昭和41)58歳・「怪物連盟」(『少年ブック』夏休み増刊号)・ビートルズ来日(日本武道館公演)
・ウォルトディズニー死去
1967(昭和42)59歳・「スタミナドンちゃん」(『少年ブック』正月増刊)
・「ミフネさん」(『まんがNo.1』第3号)
1968(昭和43)60歳・「バイトくん」(『月刊まんがNo.1』5号 1月号)
・「力バカ」(『土曜漫画』)
・「平手酒造」(『土曜漫画』)
・タイガー立石氏と親交を結ぶ・3億円事件
・川端康成ノーベル文学賞受賞
1969(昭和44)61歳・「猿飛佐助」単行本(『虫コミックス』虫プロ商事 7/30)・アポロ11号、人類初の月面着陸
1970(昭和45)62歳・「ミフネ」(『現代コミック』1月8・22日号、2月12・26日号、3月12日号)
・「万華」(『サンデー毎日•増刊』2/)
・「寸劇天城山」(『現代コミック』5月14日号)
・「猿飛佐助」単行本(『こども漫画傑作集 第2期・現代漫画⑩』筑摩書房 12/10)※再録
・日本万国博覧会(大阪万博)開幕
・日本航空機よど号ハイジャック事件
・三島由紀夫、割腹自殺
・ケンタッキー日本第一号店オープン
・アニメ「のらくろ」放送開始
1971(昭和46)63歳・「ドロンちび丸」単行本(『虫コミックス』虫プロ商事 5/15)
・「真昼のできごと」(『黒の手帖』5月号)
・「予期せぬできごと」(『黒の手帖』6月号)
・「馬方哀れ」(『黒の手帖』7月号)
・「弾丸トミー」単行本(『少年漫画劇場 第8巻』筑摩書房 8/5)※再録
・「実力者/遺産/絵」(『黒の手帖』8月号)
・「防弾チョッキ/親切タヌキ/スパイ/特別席」(『黒の手帖』9月号)
・「(パロディ版)日本お伽噺集(かぐや姫/桃太郎/舌切雀/浦島太郎)」(『黒の手帖』10月臨時増刊号)
・「猿飛佐助」単行本(『少年漫画劇場 第5巻』筑摩書房 12/25)※再録
・マクドナルド日本第一号店オープン
・日清食品からカップヌードル新発売
1972(昭和47)64歳・「性教育風景」(『黒の手帖』4・5月号)
・「面白顔ざえもん」(『月刊まんがNo.1』11月号)
・「アップルジャム君」(『月刊まんがNo.1』12月号)※再録
・あさま山荘事件
1973(昭和48)65歳・「ブリーフ補佐官」(『月刊まんがNo.1』新年号・2月号)
・「アップルジャムくん」(『月刊まんがNo.1』2月号)
・「極楽」(『月刊まんがNo.1』3月号)
・「フリチン小政」(『月刊まんがNo.1』4月号)
・「ピストルボーイ」単行本(『少年漫画劇場 第12巻』筑摩書房 10/10)※再録
・「杉浦茂のニコニコ大会 八百八だぬき」(『宝島』12月号)
・オイルショック
1974(昭和49)66歳・「忍術物語」(『宝島』7月号 ※復刊号)
・「杉浦茂のモヒカン族の最後」単行本(晶文社 11/20)
・佐藤栄作がノーベル平和賞受賞
1976(昭和51)68歳・〈ああライバルくん〉イラスト(「少年児雷也」より)(『BOMB!!』6月号)
・「講談社漫画文庫 猿飛佐助(上)」単行本(講談社 6/1)※再録
・「講談社漫画文庫 猿飛佐助(下)」単行本(講談社 10/28)※再録
・ロッキード事件
1978(昭和53)70歳・「やじうま」(『増刊ヤングコミック』5月20日号)
・「モンスター」(『増刊ヤングコミック』10月20日号)
1979(昭和54)71歳・「慶安異聞」(『増刊ヤングコミック』2月20日号)
・〈ああライバルくん〉イラスト(『BOMB!!』6月号)
・「異次元X」(『増刊ヤングコミック』9月10日号)
・「日輪丸」(『増刊ヤングコミック』10月10日号)
・「なんじゃらホイ」(『月刊プレイボーイ』11月号)
・「ひげそり」(『月刊プレイボーイ』12月号)
1980(昭和55)72歳・「日本名作劇場」(『月刊太陽』1980年1月号〜1981年6月号)
・「たしかに効いた!」(『月刊プレイボーイ』1月号)
・「これが安全」(『月刊プレイボーイ』2月号)
・「れれれ……」(『月刊プレイボーイ』3月号)
・「上には上が……」(『月刊プレイボーイ』4月号)
・「れんけいプレイ」(『月刊プレイボーイ』5月号)
・「猿飛天助」(『マンガ奇想天外』春・創刊号)※再録
・「イエローマン」(『ヘブン』12月号)
・挿絵(『熱中なんでもブック』突如増刊号 ※発行月不明)
・〈年賀状印刷機〉(『太陽』12月号臨時増刊号 特別付録・)
・〈人気マンガ家・イラストレーターの鶏大集合〉(『太陽』12月号臨時増刊号 年賀状図案集)
・〈家庭用燐寸式紙芝居「弾丸トミー 西部こども隊の巻」〉(『チャンス』12月号 綴じ込み付録)
・米、モスクワ五輪をボイコット。日本をはじめ西側諸国が同調
・イラン・イラク戦争(〜88年)
・黒澤明監督の映画「影武者」がカンヌ国際映画祭でグランプリ受賞
・ジョン・レノン射殺
1981(昭和56)73歳・「大あばれゴジラ」(『チャンス』1月号)※再録
・「赤色館の秘密」(『チャンス』2月号)※再録
・「少年西遊記」単行本(『日本漫画代表作選集 第2巻 ギャグ漫画』 3/1)
・「円盤Z(キャプテン小僧)」単行本(『日本名作漫画館[SF編]第二部④』 8/28)
・「とらわか丸」(『京都画報』8月号)
・「ピストルボーイ」単行本(『杉浦茂傑作選集』中野書店 10/20)
・「続冒険ベンちゃん・恐怖塔」単行本(『杉浦茂傑作選集』中野書店 10/20)
・「冒険ベンちゃん 怪艇魔王」単行本(『杉浦茂傑作選集』中野書店 10/20)
・「冒険ベンちゃん」単行本(『杉浦茂傑作選集』中野書店 10/20)
・「怪星ガイガー・決戦忍術城」単行本(『別冊 杉浦茂傑作選集』中野書店 10/20)
・「みんないたのか!」(『漫画の手帖』6号)
・イラスト(『四季の手帖』11月)
1982(昭和57)74歳・「ロイ・ビーン」(『宝島』3月号)
・〈西尾の笑って覚える英単語〉挿絵 (朝日出版社 10/)
・「ワガママ若サマ ト マメ吉」(『イラストレーション』12月号?)
1983(昭和58)75歳・〈「さるとび天助」「ガンモドキー」「日輪丸」「イエローマン」〉描き下ろし(『思索ナンセンス選書① 杉浦茂おもしろ世界』K・I・C思索社 10/15)
・挿絵(『パソコンはふつうの人の味方ですーおもしろ使いこなし情報』ダイヤモンド社 11/17)
・東京ディズニーランド開園
・NHK連続テレビ小説「おしん」ブーム
1984(昭和59)76歳・〈少年児雷也・他〉『Hit Bit Pit』(ソニーPR誌 5月)
・「大あくにん」(『MOMO』7月号)
・「まんが隊」(『SFマンガ大全集 PART 26』)
・〈有楽町西武オープン記念ポスター〉10月
・「三角星」(『虎漫画 TRA SPECIAL 4 COMICS』TRA PROJECT)
・有楽町西武の広告キャラクターに杉浦漫画が採用される。・グリコ・森永事件
・映画「ゴジラ」公開
1985(昭和60)77歳・「徳川忍者隊」(『スーパーペリカンクラブ』1月号)
・「予期せぬできごと/真昼のできごと」(『スーパーペリカンクラブ』2月号)※再録
・「南海キッド」(『付録漫画傑作選』国書刊行会 3/23)※再録
・「指定地点」(『バトルロイヤル』4月号)
・「SFの助」(『銀星倶楽部』4月号)
・「砂の星」(『銀星倶楽部』5月号)
〈SFの助〉(『極楽版・定番文庫』※西武百貨店PR誌)
・「JIRAIYA THE NINNJYA BOY」(『RAW』#7)
・国際科学技術博覧会「科学万博-つくば '85」開催
・日本航空123便墜落事故
1986(昭和61)78歳・〈お助け•三丁目が戦争です〉挿絵(『お助け・三丁目が戦争です』金の星社 2月)
・〈時間防衛術(“汚れたアヒル”との戦い)〉イラスト(『PLAYBOY日本版』3月)
1987(昭和62)79歳・「猿飛佐助」単行本(『懐かしのヒーローマンガ大全集』文藝春秋社 8月 )※再録
・「少年児雷也」単行本(『杉浦茂ワンダーランド①』ペップ出版 10月)
・「ドロンちび丸」単行本(『杉浦茂ワンダーランド②』ペップ出版 11/30)
・「少年西遊記」単行本(『杉浦茂ワンダーランド③』ペップ出版 12/25 )
1988(昭和63)80歳・「0人間・八百八だぬき」単行本(『杉浦茂ワンダーランド④』ペップ出版 1/25)
・「猿飛佐助」単行本(『杉浦茂ワンダーランド⑤』ペップ出版 2/29)
・「SFの助」(『バッカス』3月号)
・「太閤記」単行本(『杉浦茂ワンダーランド⑥』ペップ出版 4/15)
・「モヒカン族の最後・水戸黄門漫遊記」単行本(『杉浦茂ワンダーランド⑦』ペップ出版 5/25)
・「ドロンちび丸・夜泣き石」(『ギャグマンガ傑作選』文藝春秋社 5月)※再録
・「まるごと杉浦茂」(『杉浦茂ワンダーランド別巻』ペップ出版 9月)
・〈歴史巷談 役に立つ日本史物語〉カバー装画(『歴史巷談 役に立つ日本史物語』講談社 11/30)
・「猿飛をにがすな」(『セイシュンのB級グルメ 文藝春秋編』12月)
・青函トンネル開通
1989(平成1)81歳・「聊斎志異(上)」単行本(コア出版 5/25)
・「ミスターロボット・赤い家の秘密」(『「少年」傑作集 第1巻』光文社 8/1 )
・児童文化功労者に選出。・「平成」改元
・消費税施行(3%)
・ベルリンの壁崩壊
・手塚治虫死去
・田河水泡死去
1990(平成2)82歳・〈挿絵〉(『VISAGE』No.5 4/25)
・「聊斎志異(中)」単行本(フットワーク出版 9/10)
・〈CDジャケット〉(パール兄弟のCD 9月)
・「少年児雷也」(『A・ha』10月号)
・「少年児雷也」(「私の横っ面をはたいた本100選」内での紹介)(『面白生活』vol.2)
1992(平成4)84歳・「発明家ドンちゃん」(『おおきなポケット』10月号)・長谷川町子死去(同年に国民栄誉賞受賞)
1993(平成5)85歳・単行本『知られざる傑作集 杉浦茂マンガ館 第1巻』(筑摩書房 8/25)
・単行本『杉浦茂のちょっとタリない名作劇場』(筑摩書房 8/25)
・単行本『杉浦茂マンガ館 第2巻 懐かしの名作集』(筑摩書房 10/1)
・〈挿絵とカバー装画〉(『私は嘘が嫌いだ』筑摩書房 12/1)
・サッカーJリーグ発足
1994(平成6)86歳・〈PONTA BOX〉CDジャケット(村上ポンタ作CD)
・単行本『杉浦茂マンガ館 第3巻 少年SF・異次元ツアー』(筑摩書房 2/1)
・単行本『杉浦茂マンガ館 第4巻 東洋の奇々怪々』(筑摩書房 6/10)
・「その後のイエローマン」(『トパーズ』6月号)
・「2901年宇宙の旅・習作」(未発表)
・〈少年児雷也/チベット語版〉(『ペンギン』秋号)
・アサヒグラフに「漫画家杉浦茂の世界」が特集される。・松本サリン事件
・大江健三郎、ノーベル文学賞受賞
1995(平成7)87歳・「刺青」(『Giry』3月号)
・〈PONTA BOXⅡ〉CDジャケット(村上ポンタ作CD)
・ちくま文庫『猿飛佐助』(筑摩書房)
・〈ぼくは盆栽〉イラスト(『月刊 たくさんのふしぎ』126号 折り込み付録)
・〈PONTA BOX(モントルー・ジャズ・フェスティヴァル)〉CDジャケット(村上ポンタ作CD)
・〈ママ撮ってコンテスト〉イラスト(コニカの写真コンテスト用広告、TVCFにも使用)
・阪神・淡路大震災
・地下鉄サリン事件
・「Windows95」発売
1996(平成8)88歳・単行本『杉浦茂マンガ館 第5巻 2901年宇宙の旅』(筑摩書房 4/1)・最後の作品となる「2901年宇宙の旅」を書き下ろす。・岡本太郎死去
・藤子・F・不二雄死去
1997(平成9)89歳・「」『ちくま』No.321・消費税増税(5%)
・香港が中国に返還
2000(平成12)92歳・4月23日、腹膜炎のため入院先の病院で逝去。享年92歳。・2000年問題
2002(平成14)・〈「杉浦茂-なんじゃらほい-の世界」〉展覧会図録・展覧会「杉浦茂-なんじゃらほい-の世界」が三鷹市美術ギャラリーで開催。・サッカーW杯日韓大会開幕
2003(平成15)・単行本「少年西遊記1」(河出書房新社 3/7)
・単行本「少年児雷也1」(河出書房新社 3/7)
・単行本「少年西遊記2」(河出書房新社 4/8)
・単行本「少年児雷也2」(河出書房新社 4/8)
・単行本「少年西遊記3」(河出書房新社 5/7)
・単行本「円盤Z」(河出書房新社 6/6)
・「八百八狸」(『稲生モノノケ大全 陰之巻』毎日新聞社 9/1)
2005(平成17)・単行本「ドロンちび丸」(『青林堂B.O.D.シリーズ』2/21)
2006(平成18)・単行本「怪星ガイガー・八百八狸」(『杉浦茂傑作選集 1』青林工藝舎 11月)
2009(平成21)・単行本「拳斗けん太」(『杉浦茂オンデマンド選集 第二巻』 青林工藝舎 2月)
・単行本「宮本武蔵」(『杉浦茂オンデマンド選集 第三巻』 青林工藝舎 2月)
・単行本「弾丸トミー」(『杉浦茂オンデマンド選集 第五巻』 青林工藝舎 2月)
・単行本「南海キッド」(『杉浦茂傑作選集 3』青林工藝舎 6月)
・「冒険と奇想の漫画家・杉浦茂101年祭」展が京都国際漫画ミュージアムで開催。
2011(平成23)・「おたまじゃくしニョロ」(『こどものとも』5)
カバー挿画(『地雷を踏む勇気』技術評論社 11/11)
・スティーブ・ジョブズ死去
・東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)
2012(平成24)・単行本「猿飛佐助」(『杉浦茂傑作選集 4』青林工藝舎 9月)
・カバー挿画(『もっと地雷を踏む勇気』技術評論社 9/26)
・「びっくりどんぐり奇想天外 杉浦茂のとと? 展」が江東区・森下文化センターで開催。
2013(平成25)・『杉浦茂傑作漫画選集 0人間』(小学館クリエイティブ)※1957-1958年に刊行された『杉浦茂傑作漫画全集』(集英社)全8巻のうち4巻を選んだBOX版選集
2014(平成26)・「ゴジラ」(『漫画コレクション1954-58』小学館クリエイティブ 7/23)
2015(平成27)・「ご教訓カレンダー」(パルコ出版 2015年10月)
不明・「ジヤックのてがら」(媒体・発行年不明)
・「ドウブツエン双六」(発行年不明)
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年齢作品
1908
(明治41)
0歳
1910
(明治43)
2歳
1914
(大正3)
6歳
1915
(大正4)
7歳
1921
(大正10)
13歳
1923
(大正12)
15歳
1924
(大正13)
16歳
1926
(大正15)
18歳
1927
(昭和2)
19歳
1930
(昭和5)
22歳
1931
(昭和6)
23歳
1932
(昭和7)
24歳「どうも近ごろ物騒でいけねえ」(『東京朝日新聞』12/18) ※デビュー作
1933
(昭和8)
25歳・「お獅子の仇討ち」/「育ちざかり」(『東京日日新聞』1/8)
・〈どりこの〉の広告漫画(『報知新聞』6/28)
・「クロ子のお使」(『少女倶樂部』7月号)
・「思はぬ助け舟」(『少年倶樂部』7月号)
・「先生の御褒美」(『ニコニコ漫畫帖』 ※『幼年倶樂部』『少年倶樂部』『少女倶樂部』の景品)
・〈どりこの〉の広告漫画(『報知新聞』8/10)
・「ポン子の西瓜とり」(『少女倶樂部』9月号)
・「泥棒とお化け」(『少年倶樂部』9月号)
・〈どりこの〉の広告漫画(『報知新聞』10/14)
・「滿洲の侠ちゃん」(『滿洲日日新聞』日曜子供版にて連載)
・「お祖父さんの釣」(『少女倶樂部』10月号)
・「勇士頓太君」(『家の光』11月号)
・「クロ子の一日」(『少女倶樂部』11月号)
・「逃げたライオン」(『少年倶樂部』11月号)
・「何を描くかあててごらん」/「重宝は家来?」(『婦人子供報知』11月 第65号)
・「羊のお掃除」(『少女倶樂部』12月号)
1934
(昭和9)
26歳・「スキー寫眞」(『報知新聞』1/29)
・「沙漠の活劇」(『少年倶樂部』1月号 別冊付録『漫画學校』)
・「雪無情」(『報知新聞』2/5)
・「おしるこ三平」/「イタ吉失敗」/「すごい煙草」(『少年少女マンガ倶樂部』2月号)
・〈面白笑話館〉挿絵(「ずるいぞ」他)(『少年少女マンガ倶樂部』2月号)
・〈マン倶ニュース〉挿絵「健氣な少女」他(『少年少女マンガ倶樂部』3月号)
・「怪力ゝ太」/「動物の家」/「黒助のいたづら」/「短氣は損氣」/「卵とライオン」(『少年少女マンガ倶樂部』3月号)
・〈笑ひ話〉挿絵「無理な時計屋」他(『少年少女マンガ倶樂部』4月号)
・〈どりこの〉広告漫画(『少女倶樂部』4月号/『少年倶楽部』4月号に再掲載)
・「とび魚はキケン」/「シーソー遊び」/「たことブル」(『少年少女マンガ倶楽部』4月号)
・「ひげの力」(『少年倶樂部』4月号)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画(「丹下左膳の心境變化」)(『滿洲日報』5/20)
・「切身の鯉のぼり」(『キング』5月号)
・「ペンキ屋の機轉」(『少年倶樂部』5月号)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「よわる」/「贈物戦術」(『東京日日新聞』6/16 ※6/30の『滿洲日報』に再掲載)
・「ひや これは!!」(『少女倶樂部』6月号)
・「狸のピー太郎」(『少女倶樂部』6月号 別冊付録『サッチャンとモンチャン』)
・「鼠の兵隊」(『少年倶樂部』6月号)
・「ライオンとサル」(『少年少女マンガ倶樂部』6月号)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「おやぢ やらる」/「豆のゆくへ」/「旅のお支度」(『滿洲日報』7/13)
・「ピーちゃんびつくり」(『少女倶樂部』7月号)
・「とんだ鉢巻」(『少年倶樂部』7月号)
・「蛸の失敗」(『少女倶樂部』8月号)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「バイキン小僧とクラブ太郎」(『報知新聞』9/7)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「まづ小さいうちから」/「うへ!これは」(『報知新聞』9/28 ※10月17日の『滿洲日報』に再掲載)
・「熊虎合戦」(『少女倶樂部』9月号)
・「大力すぎて」(『少年倶樂部』9月号)
・「ホンタウニ タツテヰル コドモハ イクニン デスカ。」/「ピーコサンガ モツテキタ ゴチソウ ハ ナンデセウ。」(『婦人倶樂部』9月号 別冊附録『凸凹黒兵衛』)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「クラブのハミーさん」(『報知新聞』10/5)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「タイトルなし」/「時代遅れ」(『報知新聞』10/18)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「ビル街の晝休み」(『報知新聞』10/25 ※10月30日の『東京日日新聞』に再掲載)
・「タイトルなし」『婦人子供報知』第87号
・「とん平の奮闘」(『少女倶樂部』10月号)
・「オヤ、ドウシテ、オクワシヲ、タベナイノデセウ。」/「オヤ、ドウシテ、オチナイノデセウ。」/「オヤ、ドウシテ、アカチヤンハ、ナイテ、ヰルノデセウ。」/「オイシサウナ ボタモチ。」/「タツタ ヒトリボツチデ マンヰントハヘンダナ。」/「コレハ コレハ、ユクワイナ オウチ。」(『婦人倶樂部』10月号 別冊附録『凸凹黒兵衛』)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画(「お伽の國」)(『東京日日新聞』11/30 ※12月2日の『報知新聞』、12月5日の『滿洲日報』に再掲載
・「忠義な家來」(『キング』11月号)
・「舌切りかゝし」/「負けるが勝」(『少女倶樂部』11月号)
・「ドウブツ、オホコマリ」/「オヤオヤ、ドノヒトガ、ドノコドモヲ、オヒカケテ、ヰルノデセウ。」/「ナイテヰタ コドモガ、キフニ、ニコニコシテキタノハ、ナゼデセウ。」/「クロベエト、シロチヤンガ、ビツクリシタノ ハ、ナゼデセウ」(『婦人倶樂部』11月号 別冊附録『凸凹黒兵衛』)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「タイトルなし」/「バイキン共の大會議」(『東京日日新聞』12/21 ※1935年1月12日の『滿洲日報』に再掲載
・「狸の失敗」(『少女倶樂部』12月号)
・「コレハ、ユクワイ アベコベクラベ」/「ドノエ ニ モ マチガヒガ アリマス。ミナサンモ、アテテ クダサイ」(『婦人倶樂部』12月号 別冊附録『凸凹黒兵衛』)
1935(昭和10)27歳・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「荒寺の一夜」(『東京日日新聞』1/3 ※1月4日の『報知新聞』、1月14日の『滿洲日報』に再掲載)
・「とんだ初日の出」(『少女倶樂部』1月号)
・「冬の珍競争」(『少年倶樂部』1月号)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「いろいろな自慢」/「凸ちゃんの豆まき』(『東京日日新聞』2/2)
・〈クラブ煉齒磨〉広告漫画「峠の茶屋」/「タイトルなし」(『報知新聞』2/10)
・「ベテイさんのキリン狩」(『少年倶樂部』2月号)
・「頓智小僧」(『少年倶樂部』5月号)
・〈笑話〉挿絵(「花子さんが……」他)(『少女倶樂部』7月号)
・「時計の夜番」(『少年倶樂部』7月号)
・「ピー子ちゃんの一日」/「化けくらべ」(『少女倶樂部』8月号)
・「ブルブル事件」(『新少年』7月号)
・「タイトルなし」(『少女少女譚海』9月号 ※『新少年』9月号の広告/『新少年』9月号に再掲載)
・「頓智小僧」(『少年倶樂部』10月号)
・「漫画講談 丹下左膳」/「見たいものづくし」/〈トンチン館〉挿絵「しゃれ問答」他/〈難問道場〉挿絵「あゝ秋來る!」他(『新少年』10月号)
・「ゐのししが猛進すると」/「柵は結つたが」(『少年倶樂部』11月号)
・「弱蟲道場」(『新少年』11月号)
・「醫は仁術なり」(『キング』12月号)
・「目玉のマル平」(『少年少女』第2巻第2号)
・「目玉のマル平」(第3回)(『少年少女』第2巻3号)
・「目明しテク平」(『少年少女』第2号)
・「しつぱいにつき」(『少年少女』第3号)
・「タイトルなし」(「マンガ傑作集」第2集)
1936
(昭和11)
28歳・「大きな足跡」(『キング』1月号)
・「武者修行失敗記」/「手ぬかり」/「梯子乗り」/〈トンチン館〉挿絵「賀正」他/〈難問道場〉挿絵(「皆さんおめでたう……」他)/〈マンガの行列〉(タイトル•カット)(『新少年』1月号)
・「タイトルなし」(『少女倶樂部』2月号)
・「豆助大手柄」/「雪の世界」/「衛生的」/「今日はお寺の頭剃りデーです」/「昭和の花咲爺い」/〈トンチン館〉挿絵「寅年」他/〈難問道場〉挿絵「では諸君……」他/〈少年漫才「天ぷら問答」〉タイトル•カット/〈一千名懸賞〉挿絵(※3月号に再掲載)(『新少年』2月号)
・「無敵の小倶丸」/「親切な上級生」/「成程もつとも」(『少女倶樂部』3月号)
・「寄宿舎騒動」/「ゴリラ立腹」(『新少年』3月号)
・「手品師の名案」/「親指太郎」(『ニコニコ漫畫帖』 ※『幼年倶樂部』『少年倶樂部』『少女倶樂部』共通の景品)
・「タノシイピクニック」/〈おもしろいおもしろい遊戯室〉挿絵(「まちがひさがし」他)(『トランク•トンチャン』※『婦人倶樂部』〈子供服〉の景品)
・〈難問道場〉挿絵「では、第十一回目の……」(『新少年』3月号)
・「お百姓さんの潮干狩」/「無敵の小倶隊」/「愉快な遠足」(『少女倶樂部』4月号)
・「動物園の五月」/「無敵の小倶丸(怪盗捕縛の巻)」/「動物園見物」/「お猿狩」(『少女倶樂部』5月号)
・「おしやれ姉さまとたま」/「楽しい日曜」(『少女倶樂部』6月号)
・「蟲齒豫防デー」/「螢狩」/「時の記念日」/「梅雨入り」/「金魚」(『少女倶樂部』6月号 綴じ込み漫画付録『六月漫畫ごよみ』)
・「怪傑 金蝙蝠」/「ルンペン大まうけ」/「齒醫者受難」/「手相にあらず」/「魚屋の小父さん曰く」(『新少年』6月号)
・〈少年面白文庫〉挿絵(「自画像」)(『少女倶樂部』6月号)
・「冷蔵庫」/〈少倶ニコニコ繪本〉扉絵(『少女倶樂部』7月号)
・「大變!果合いだツ」(『少年倶樂部』7月号)
・「扇風機は大禁物」/「寝方色々」/「豪傑はつらい」/〈川柳〉挿絵/〈難問道場〉挿絵(『新少年』7月号)
・「變なきめ方」/「滑稽大奇術」(『少女倶樂部』8月号)
・「讀めない同志」/「無敵の小倶隊(お月見の巻)」(『少女倶樂部』9月号)
・「無敵の小倶隊(遠足の巻)」(『少女倶樂部』10月号)
・「ひとりの合點」/「とんだ始球式」/〈難問道場〉挿絵(『新少年』10月号)
・「或る日の堀部安兵衛」/「燈火親しむ可し」(『キング』11月号)
・「押賣と玉ちゃん」/「ナ博士のニコニコまじなひ」(『少女倶樂部』11月号)
・「ずるいキリンさん」/「ハテ困った!!」/「木も繃帶?」
・「トン吉の名案」(『少女倶樂部』11月臨時増刊号)「猪騒動」(『少女倶樂部別冊・少女娯樂讀本』11月号)※その他カット多数
・「今日一日を」(『少女娯樂讀本』11月号)
・「タイトルなし」/〈『少女倶樂部』臨時増刊号 折込広告〉(『少年倶樂部』11月号)
・〈千里眼あそび〉挿絵/〈三方一兩損〉挿絵/〈滑稽八問答〉挿絵/〈左の圖をボール紙にはつて、線の所から切つて、それをもとのやうに組み立てて下さい〉挿絵/〈ニコニコ笑話室〉挿絵/〈あて繪遊戯〉挿絵/〈笑遊戯〉挿絵/〈ゴロゴロ雷遊〉挿絵/〈茶碗たゝき遊〉挿絵/〈ジャンケン點取遊〉挿絵(『少女倶楽部別冊・少女娯樂讀本』11月号)
・〈講談社の絵本〉広告 (『報知新聞』12/16)
・〈幼年倶樂部臨時増刊・オ正月バンザイ号〉広告(『報知新聞』12/19)
・「傘屋の大しくじり」(『少女倶樂部』12月号)
・「氷はしご」(少年倶楽部12月号)
・〈難問道場〉挿絵(「いよいよ思出多い……」)(『新少年』12月号)
1937
(昭和12)
29歳・〈「『講談社の繪本』が出ました」〉折込広告/〈「のらくろ小隊長」〉折込広告(『幼年倶樂部』1月号)
・〈まんぐわ面白文庫〉扉絵「ワツショイワツショイワツショイ少倶の初荷だ……」/〈待たるゝ2月號〉挿絵(『少女倶樂部』1月号)
・「餅燒騒動」/「けふは紀元節」(『少女倶樂部』2月号)
・〈「桃太郎」/「曽我兄弟」他〉折込広告(『幼年倶樂部』2月号)
・「流石は兄弟」(『少女倶樂部』3月号)
・「愉快な遠足」/「お女中さん」/「變なきめ方」/「タイトルなし」/「おしゃれ姉さまと玉」(『東京通信(漫画面白館)』通巻540号 ※3月発行)
・〈走ってゐる汽車に電報をうつには?〉挿絵/〈珍しい驛名〉挿絵(『少女倶樂部』4月号 別冊付録『學習實典』)
・「變な寶物」/「ナ博士のお花見」/「オヤオヤナルホド」(『少女倶樂部』5月号)
・〈まんぐわ面白文庫〉扉絵「少倶が面白いので」(『少女倶樂部』6月号)
・「タコ騒動」(『講談社の繪本•漫畫とお話大會』7月1日号)
・「ノドノカワイタザウクン」(『幼年倶樂部』7月号)
・「氷屋の名案」(『少女倶樂部』8月号)
・「お兄ちやんのお手柄」(『少女倶樂部』8月臨時増刊号)
・「水着のいろいろ」/「浪人の奇計」/「新記録目ざして」/「とんだ災難」/〈難問道場〉挿絵(『新少年』8月号)
・「忍術漫畫城」(『新少年』8月号 別冊付録)※初めての忍術漫画
・「寫真屋の名案」(『キング』夏の増刊号)
・〈「動物画集」/「リンカーン」他〉折込広告(『幼年倶樂部』8月号)
・「滿洲の侠ちゃん」(『滿洲日日新聞』全128回)
1938
(昭和13)
30歳・「豆助漫遊記(イイナガメダナア)」(『講談社の繪本•漫畫と孝行繪話』5月15日号)
・「頓智とん平」(『講談社の繪本・漫畫と忠勇繪話』7月15日号)
・「ここも凱旋?」(『少年倶樂部』7月号)
・「僕の手柄」/〈武藤貞一『無敵日本軍』〉折込広告(『少年倶樂部』8月号)
・〈『少女倶樂部』10月号の広告〉(『報知新聞』9/11)
「三人小坊主」(『講談社の繪本•漫畫と愛國美談』9月15日号)
・「クロンボクロスケ」(『講談社の繪本・漫畫と支那事變美談』12月10日号)
1939
(昭和14)
31歳・「とんだ勤勞」(『少年少女譚海』1月号)
・「凸坊の動物園見学」/「新年試筆」/「餅やきいろいろ」/「大食の夢」(『少年少女譚海』1月号増刊号)
・「弓の名人 弓太郎」(『講談社の繪本・ニコニコ漫畫大會』2月10日号)
・「チンネンとドンネン」(『講談社の繪本・漫畫と出征美談』4月15日号)
・「ソレ地震だ」(『少年少女譚海』4月号)
・「碇泊中の珍事」(『少年少女譚海』5月号)
・「坊やのお手柄」(『新少年』5月号)
・「シクジリ王様」(『講談社の繪本・教育漫畫大會』6月10日号)
・「用心爺さん」(『少年倶樂部』6月号)
・「びんぼう寺」(『少年少女譚海』6月号)
・「坊やの計略」/〈新少年漫画祭り〉挿絵(タイトル・カット)(『新少年』6月号)
・「理屈はさうでも」/「開けたアフリカ」(『少年倶樂部』8月号)
・「凸坊のキヤンプ」(『少年少女譚海』8月号)
・「豆助漫遊記(サテゲンキデイカウ)」(『講談社の繪本・漫畫と鳥獣合戦』9月10日号)
・「たいくつしない法」(『少年倶樂部』10月号)
・「ターザンの失敗」(『譚海』10月号 )
・「ユクヮイナ クリ坊」(『講談社の繪本・漫畫と動物美談』11月10日号)
・「ニコニコ ヒデチヤン」(『講談社の繪本・漫畫と銃後美談』12月10日号)
1940
(昭和15)
32歳・「ホガラカ ケンチャン 」(『講談社の繪本•漫畫と教育童話』1月10日号)
・〈挿絵〉(『少年倶樂部』新年号 別冊付録『笑はせくらべ智惠くらべ』)
・「居候大失敗」(『譚海』2月号)
・「オ小僧 トンネンサン」(『講談社の繪本・漫畫と子供美談』3月10日号)
・「のらね/こ」(『少年倶樂部』4月号)
・「ドウブツエン ケンブツ」(『講談社の繪本・漫畫と教育紙芝居』5月10日号)
・「變つた鳥かご」(『少年倶樂部』5月号)
・「ハイハイ ターチヤン」(『講談社の繪本・漫畫とニコニコ學校』7月10日号)
・「トンチンサン」(『講談社の繪本・漫畫と軍國繪物語』8月10日号)
・「ワガママ 若サマ ト マメ吉」(『講談社の繪本・漫畫とお伽噺大會』9月1日号)
・「オテツダヒブタイ」(『講談社の繪本・漫畫と銃後童話集』11月5日号)
1941
(昭和16)
33歳・〈〉(『銃後之友』4月号 付録)
・「ゲンキナコグマ」単行本(國華堂書店 7/18)
1942
(昭和17)
34歳・「愉快ナ豆象」単行本(國華堂書店 2/8)
・「ボクラノブタイ」単行本(國華堂書店 6/7)
・「コドモ南海記」単行本(國華堂日童社 8/20)
・「ミナミノクニ」単行本(國華堂書店)
・「勇敢ナカメクン」単行本(國華堂日童社 )
1943
(昭和18)
35歳・「ジヤワノキニーネノ話」単行本(國華堂日童社 3/11)
・「カンガルーノ國」単行本(國華堂日童社 7/15)
・「北ノ人達」単行本(國華堂日童社 7/25)
・「」(『婦人子供報知』第65号)
・「ツンドラノ話」単行本(國華堂日童社)
1944
(昭和19)
36歳
1945
(昭和20)
37歳
1946
(昭和21)
38歳・「冒険ベンちゃん」単行本(新生閣 1/)
・「オヤオヤ」/「クシャミ・ターザン」/「チビスケ」(『コドモ漫画』5月号)
・「甘井甘助」(『新漫画』6月号 ※創刊号)
・「ヨシヲサン」(『フレンドブック』第2号 7月号)
・「アザラシヲジサン」(『にひがた子供新聞』7/7)
・「夕立ち帽子屋」(『にひがた子供新聞』7/8)
・「タカイトケイ」(『にひがた子供新聞』8/11)
・「漫画の丸ちゃん」(『にひがた子供新聞』連載期間不明)
・「カゼニフカレテ」(『フレンドブック』第3号 8月号)
・「新人登場」(『漫画人』9月号 ※創刊号)
・「魔法のらんぷ」単行本(新生閣)
・「こっちの方が大キイゾ」/「小父さんのちえ」(『にひがた子供新聞』9/8)
・「ヒトマネザル」(『にひがた子供新聞』12/29)
1947
(昭和22)
39歳・「ポンチャンノウチ」(『フレンドブック』第3集 3/1)
・「モーキチとワンスケ」/「アフリカのたび」(『こども漫画』5月号)
・「だるちゃん」(『こども漫画』6月号)
・「一心太助」単行本(新生閣 10/25)
・「密林と冒険ハッチ」単行本(新生閣 11/5)
・「冒険ベンちゃん」単行本(新生閣 11/15)
・「まっすぐ先生」/「豪傑おでん」(『漫画トランク』12月号)
・「ちびすけ」(『少年少女漫画と読物』12月号)
・「南海魔島」単行本(新生閣)
・「魔神博士」単行本(新生閣)
1948
(昭和23)
40歳・〈にこにこ面白くらぶ〉※なぞなぞ漫画(『少年少女漫画と読物』1月号 別冊付録)
・「冒険ベンちゃん 怪艇魔王」(『少年少女漫画と読物』新年臨時増刊号)
・「探険古城の秘密(妖怪探検古城の秘密)」単行本(新生閣 3/1)
・「冒険ベンちゃん 魔境アマゾンの探険」単行本(新生閣 3/25)
・「冒険ベンちゃん」(『少年少女漫画と読物』1948年5月号〜1950年8月号)
・『ガムちゃんの冒険・怪魔島探検』単行本(文林社 5/25)
・『密林の少年王』単行本(新生閣 5/25)
・「うへー これは」(『少年少女漫画と読物』6月号)
・「熊をいけどる」(『少年少女漫画と読物』7月号)
・「冒険ベンちゃん・魔人博士の秘密」単行本(新生閣 8/5)
・「魚つり」/「めざましとけい」(『少年少女漫画と読物』8月号)
・「ずるい人とぼんやり小僧」/「人まねサル」(『少年少女漫画と読物』9月号)
・「王子ピット」/「ベンちゃんのゆくえ?」/「舌切ばあさん/たねあかし」(『少年少女漫画と読物』10月号)
「ジャムくん」(『小学四年』1948年11月号〜1949年3月号、『小学五年』1949年4月号〜6月号)
・「ふーいたい」(『少年少女漫画と読物』11月号)
・「天狗山」/「ちびすけ」(『少年少女漫画と読物』12月号)
・「少年ウンブラ」(『少年少女漫画と読物』12月号 別冊付録)
1949(昭和24)41歳・「キリン号のたび」(『小学三年』『小学四年』1月号〜7月号 付録)
・「動物村のお正月」(『小学三年』『小学四年』1月号)
・「かきぞめ」(『少年少女漫画と読物』1月号)
・〈目次〉挿絵(『少年少女漫画と読物』新年臨時増刊号)
・〈痛快冒険双六〉(『少年少女漫画と読物』新年臨時増刊号 付録)
・「中ちゃん冒険の旅」(『中学一年生の学習』新年特別号)
・「にこにこ面白くらぶ」(『少年少女漫画と読物』1月号付録)
・「人まねオウム」(『少年少女漫画と読物』2月号)
・「チンネン君」/「らくがきはよしましょう!!」(『少年少女漫画と読物』3月号)
・「冒険ベンちゃん アンゴラ地底城」(『少年少女漫画と読物』春の臨時増刊号)
・「ラッパをふいたら」/「虎がにげだす」(『少年少女漫画と読物』4月号)
・「ダルちゃん」(『少年少女漫画と読物』5月号)
・「ハロー侠ちゃん」(『少年漫画帳』1949年6・8・10月号/12月号付録)
・「緑人大魔城」(『別冊小学5年』7月読物号)
・「ベルちゃんのてがら」(『こどもマンガクラブ』7月号)
・「冒険ベンちゃん 痛快旅行」(『少年少女漫画と読物』夏の増刊号)
・〈ちえくらべにこにこ劇場〉挿絵(『少年少女漫画と読物』夏の増刊号 別冊付録)
・〈ちえくらべにこにこ劇場〉挿絵(『少年少女漫画と読物』10月号別冊付録『漫画世界』)
・〈まんが面白大会〉扉絵(『少年少女漫画と読物』11月号)
・「映画見物もらくじゃない」/「豆助旅路の宿にて」/「いじわるにくや」/「これは意外!!」/「食べすぎには胃散」/「南洋もひらけました」/「たいへん果し合いだ!?」(『少年日本』11月号)
・「ピー坊のおつかい」(『少年日本』12月号)
1950
(昭和25)
42歳・「カルタ会」(『小学四生』1月号)
・「痛快旅行」(『少年少女マンガクラブ』1月号)
・「ぼくの初夢」(『少年少女漫画と読物』1月号)
・〈ニコニコ面白どっさり山〉(『少年少女漫画と読物』1月号 付録)
・〈年賀状えはがき〉(『小学四年』新年特大号 付録)
・「冒険ベンちゃん 水母邸事件」(『少年少女漫画と読物』新春増刊号)
・「アップルジャム君」(『少年少女おもしろブック』1950年2月号〜1954年9月号)
・「バビロンの星」(『少年少女譚海』2月号 別冊付録『漫画大会』)
・「ハロー侠ちゃん」(『少年漫画帳』2月号・3月号付録)
・「アリゾナベンちゃん」(『東光少年』3月号)
・「冒険ハッチ」(『少年少女おもしろブック』3月号別冊付録『鉄の鯨』)
・「冒険ベンちゃん ミイラ塔の秘密」(『少年少女漫画と読物』春の増刊号)
・「チューチューはかせ」(『小学三年』4月号)
・「冒険ベンちゃん 魔術師ドンガラ」(『少年少女漫画と読物』夏の増刊号)
・「冒険王子」(『少年少女おもしろブック』8月号別冊付録『燃える時計台』)
・「弾丸トミー」(『少年少女漫画と読物』1950年9月号〜1952年4月号)
・「シャボンのタマ子とプクちゃん」(『少年少女おもしろブック』9月号別冊付録『液体人間』)
・「おむかえ」(『少年少女漫画と読物』10月号 別冊付録『テンテンのてっちゃん』)
・「荒原の熱血児・弾丸トミー」(『少年少女漫画と読物』11月号 別冊付録)
・「大平原の勇者バッファロービル」(『少年少女漫画と読物』秋の増刊号)
・「冒険ベンちゃん」単行本(『ナカムラマンガシリーズ』中村書店 12/15)
・「続・弾丸トミー・謎の二丁拳銃」(『少年少女漫画と読物』12月号 別冊付録)
・「弾丸トミー・モンタナ決死隊」(『少年少女漫画と読物』臨時増刊野球特集号)
・「宇宙艇事件」(『少年少女おもしろブック』12月号 別冊付録『北海の快少年』)
1951(昭和26)43歳・「弾丸トミー・酋長ジェロニモ」(『少年少女漫画と読物』新年号 別冊付録)
・「ニコニコ漫画館」(『少年少女漫画と読物』1月号)
「謎の旋風児」(『少年少女漫画と読物』初春増刊号)
・「弾丸トミー・呪われた城」(『少年少女漫画と読物増刊こどもブック』2月号)
・「コッペパンタロー」(『少年少女漫画と読物増刊こどもブック』3月号)
・「デブさんヤセさん」(『こどもブック』4月号)※「弾丸トミー」スピンオフ
「彈丸トミー」単行本(『ナカムラマンガシリーズ』中村書店 5月)
・「コッペパンタロー」(『こどもブック』5・6月号)
・「ピストルボーイ」(『こどもブック』1951年~1953年12月号)※「コッペパンタロー」を改題
・「海水浴」(『こどもブック』8月号)※「コッペパンタロー」スピンオフ的挿絵
・「メリーちゃんのおるすばん」/「ピストルピー坊」(『冒険王増刊・漫画王』夏の増刊号)
・「冒険ボーイ」(『少年少女おもしろブック』8月号 別冊付録『漫画まつり』)
・「コッペパンタロー・幌馬車」(『こどもブック』臨時増刊号 9/25)
・「痛快カウボーイ・續・弾丸トミー」単行本(『ナカムラマンガシリーズ』中村書店 10/10)
・「ピストルボーイ」単行本(『ナカムラマンガシリーズ』中村書店 12/5)
1952(昭和27)44歳・「テキサス快少年」(『少年少女おもしろブック』新年特大号 別冊付録『新年漫画大行進』)
・「荒野の砦」(『こどもブック』新春増刊号)
・「続ピストルボーイ・幌馬車」単行本(『ナカムラマンガシリーズ 第2巻』中村書店 3/1)
・「覆面二挺拳銃」(『少年少女おもしろブック』4月号 別冊付録『漫画クラブ』)
・「よたろうさん」(『少年少女漫画と読物増刊•痛快冒険文庫』4月号)
・「キャプテン小僧」(「円盤Z」)(『少年少女漫画と読物』1952年5月号〜1953年11月号)
・「インデアン渓谷・弾丸トミー」単行本(『ナカムラマンガシリーズ第3巻』中村書店 5/25)
・「インデアンの襲撃」(『漫画王』6月号)
・「腰抜け武者修行」(『少年クラブ』夏の増刊号)
・「西部の凸坊」(『こどもブック』夏の増刊号)
・「密林の少年王」(『こどもと漫画』9月号)
・「続・冒険ベンちゃん 恐怖塔」単行本(『ナカムラマンガシリーズ』中村書店 10/5)
1953
(昭和28)
45歳・〈拳銃王冒險双六〉(『少年少女漫画と読物』新年号 付録)
・「弾丸トミー」(『少年少女おもしろブック』2月号 別冊付録『漫画のかんづめ』)
・「ピストルボーイ・拳銃王」単行本(『ナカムラマンガシリーズ』中村書店 3/1)
・「モヒカン族の最後」単行本(『おもしろ漫画文庫2』集英社 7/10)
・「猿飛佐助」単行本(『おもしろ漫画文庫21』集英社 12/)
1954
(昭和29)
46歳・「円盤Z」単行本(トモブック社 1/5)
・「ピストルボーイ・アパッチ平原」単行本(トモブック社 1/? 4/?)
・「猿飛佐助」(『少年少女おもしろブック』1954年3月号〜1955年12月号)
・「冒険ベンちゃん・怪艇魔王」単行本(『ナカムラマンガシリーズ 』中村書店 5/15)
・「彈丸トミー」(『少年少女おもしろブック』増刊夏休み漫画読物号)
・「太閤記」(『おもしろ漫画文庫53』集英社 8/15)
・「南海キッド」(『少年少女おもしろブック』8月号 別冊付録)
「コッペパンタロー 」(『幼年ブック』9月号)
1955
(昭和30)
47歳・「侠助侠勇伝」(『少年画報』1月号〜5月号)
・「アンパン放射能」(『漫画王』1955年新年特大号〜1956年8月号)
・「怪星ガイガー」(『漫画王』1月号 別冊付録)
・「あんぽんたん珍旅行」(『少年少女おもしろブック』新年臨時増刊号)
・「八百八狸」(『少年画報』3月号 別冊付録)
・「ゴジラ」(『少年クラブ』3月号 別冊付録)
・「ドロンちび丸」(『幼年ブック』1955年4月号〜1957年8月号)
・「忍術白銀城」(『集英社の漫画ブック2』集英社 5/1)
・「大あばれゴジラ」(『少年少女おもしろブック』6月号 別冊付録)
・「プロレスの助」(『少年少女おもしろブック』7月号 別冊付録)
・「赤色館の秘密」(『少年少女おもしろブック』夏休み臨時増刊号)
・「拳斗けん太」(『少年少女おもしろブック』9月号 別冊付録)
・「新撰組隊長 近藤勇」(『少年少女おもしろブック』11月号 別冊付録『傑作漫画全集』)
1956
(昭和31)
48歳・「岩見重太郎」(『幼年ブック』正月号 別冊付録)
・「真田大助旅日記」(『少年少女おもしろブック』1月増刊号)
・「少年西遊記」(『少年少女おもしろブック』1956年新年特大号〜1957年3月号)
・「とらわかまる」(『小学2年生』4月特大号〜7月号)
・「超人猿飛」(『少年少女おもしろブック』春の増刊号)
・「続・猿飛佐助」(『おもしろ漫画文庫108』集英社 6/15)
・「宮本武蔵」(『少年少女おもしろブック』7月号 別冊付録)
・「少年西遊記」(『なかよしグラフ』少年新聞 7/5)
・「少年児雷也」(『少年』1956年8月号〜1957年11月号)
・「天助武勇伝」(『別冊少年少女おもしろブック』夏号)
・「霧隠才蔵」(『少年少女おもしろブック』夏の増刊号)
・「クリクリどん太」(『幼年ブック』9月号 差し込み冊子)
・「猿飛佐助」(『おもしろ漫画文庫21』)
1957(昭和32)49歳・〈ドロンちび丸・まんがカルタ〉(『幼年ブック』正月号 付録)
・「冒険ガン助」(『少年少女おもしろブック』4月号〜11月号)
・「水戸黄門漫遊記/怪物たいじの巻」単行本(『杉浦茂傑作漫画全集①』集英社 6/20)
・「孫悟空/大あばれの巻」単行本(『杉浦茂傑作漫画全集②』集英社 7/20)
・「曽呂利さん/とんち合戦の巻」単行本(『杉浦茂傑作漫画全集③』集英社 8/20)
・「モクモクドンちゃん」(『幼年ブック』1957年9月号~12月号/『日の丸』1958年1月号〜)
・「猿飛天助」(『幼年ブック』夏の増刊号 別冊付録)
・「太閤記第2集・藤吉郎編」単行本(『おもしろ漫画文庫142』集英社 11/10)
・「後藤又兵衛」(『少年少女おもしろブック』1957年12月号〜1958年5月号)
1958
(昭和33)
50歳・「少年けんじゅう王」(『日の丸』新年増刊号 別冊付録)
・「ジャングル冒険王」(『日の丸』3月号 別冊付録)
・「弥次喜多珍道中/東海道の巻」単行本(『杉浦茂傑作漫画全集④』集英社 7/)
・「一心太助」単行本(『杉浦茂傑作漫画全集⑤』集英社 8/30)
・「0人間」単行本(『杉浦茂傑作漫画全集⑥』集英社 9/30)
・「ごうけつ無茶丸」『日の丸』1958年10月号〜1959年7月号
・「弾丸トミー」単行本(『杉浦茂傑作漫画全集⑦』集英社 11/10)
・「八百八だぬき」単行本(『杉浦茂傑作漫画全集⑧』集英社 12/31)
1959(昭和34)51歳・「ミスターロボット」(『少年』1月号〜12月号)
・「トレパンくん」(『ぐう』①)
・「チャンネルくん」(『ぐう』②)
・「デコボコハイティーン」(『ぐう』③)
・「少年児雷也」単行本(若木書房 12/)
1960
(昭和35)
52歳・「へんなの…」/「なんじゃらほい」/「じょうだんじゃないよ」/「ようじんぼう」/「やせるたいそう」/「うれないさかなや」/「めいじん」/「ゆきかき」(『ぐう』④)
・「西部のピンキー」(『少年クラブ』夏休み増刊号)
1961
(昭和36)
53歳・「お天気一家」(『日の丸』正月増刊号)
1962
(昭和37)
54歳・「赤色館の秘密」「超人鍵男」「海鰻荘事件」(『少年ブック』新年増刊号 別冊付録「少年珍探偵団」)
1963
(昭和38)
55歳・「水戸黄門漫遊記」単行本(『世界名作絵物語全集⑥』集英社 1/10)※再録
・「トンコマくん」(『ぐう』⑤)
・「バイトくん」(『爆笑ブック①』)
・「ごくらく丸」(『爆笑ブック別冊②』)
・「よたろうさん」(『お笑いチャンピオン①』)
・「ネジ坊珍探検」(『お笑いチャンピオン②』)
・「よたろうさん」(『お笑い天国①』)
・「タレントテレ助」(『お笑い天国②』)
1964
(昭和39)
56歳・「少年児雷也」(『週刊少年キング』1月10日号)
・「怪奇屋敷」(『少年ブック』新年増刊号)
1965
(昭和40)
57歳・「孫悟空」(『月刊のらくろ』8月号〜10月号)
1966(昭和41)58歳・「怪物連盟」(『少年ブック』夏休み増刊号)
1967(昭和42)59歳・「スタミナドンちゃん」(『少年ブック』正月増刊号)
・「ミフネさん」(『まんがNo.1』第3号)
1968
(昭和43)
60歳・「バイトくん」(『月刊まんがNo.1』5号 1月号)
・「力バカ」(『土曜漫画』)
・「平手酒造」(『土曜漫画』)
1969
(昭和44)
61歳・「猿飛佐助」単行本(『虫コミックス』虫プロ商事 7/30)
1970(昭和45)62歳・「ミフネ」(『現代コミック』1月8・22日号、2月12・26日号、3月12日号)
・「万華」(『サンデー毎日・増刊』2/)
・「寸劇天城山」(『現代コミック』5月14日号)
・「猿飛佐助」単行本(『こども漫画傑作集 第2期・現代漫画⑩』筑摩書房 12/10)※再録
1971
(昭和46)
63歳・「ドロンちび丸」単行本(『虫コミックス』虫プロ商事 5/15)
・「真昼のできごと」(『黒の手帖』5月号)
・「予期せぬできごと」(『黒の手帖』6月号)
・「馬方哀れ」(『黒の手帖』7月号)
・「弾丸トミー」単行本(『少年漫画劇場 第8巻』筑摩書房 8/5)※再録
・「実力者/遺産/絵」(『黒の手帖』8月号)
・「防弾チョッキ/親切タヌキ/スパイ/特別席」(『黒の手帖』9月号)
・「(パロディ版)日本お伽噺集(かぐや姫/桃太郎/舌切雀/浦島太郎)」(『黒の手帖』10月臨時増刊号)
・「猿飛佐助」単行本(『少年漫画劇場 第5巻』筑摩書房 12/25)※再録
1972
(昭和47)
64歳・「性教育風景」(『黒の手帖』4・5月号)
・「面白顔ざえもん」(『月刊まんがNo.1』11月号)
・「アップルジャム君」(『月刊まんがNo.1』12月号)※再録
1973年
(昭和48)
65歳・「ブリーフ補佐官」(『月刊まんがNo.1』新年号・2月号)
・「アップルジャムくん」(『月刊まんがNo.1』2月号)
・「極楽」(『月刊まんがNo.1』3月号)
・「フリチン小政」(『月刊まんがNo.1』4月号)
・「ピストルボーイ」単行本(『少年漫画劇場 第12巻』筑摩書房 10/10)※再録
・「杉浦茂のニコニコ大会 八百八だぬき」(『宝島』12月号)
1974
(昭和49)
66歳・「忍術物語」(『宝島』7月号 ※復刊号)
・「杉浦茂のモヒカン族の最後」単行本(晶文社 11/20)
1976
(昭和51)
68歳・〈ああライバルくん〉イラスト(「少年児雷也」より)(『BOMB!!』6月号)
・「講談社漫画文庫 猿飛佐助(上)」単行本(講談社 6/1)※再録
・「講談社漫画文庫 猿飛佐助(下)」単行本(講談社 10/28)※再録
1978
(昭和53)
70歳・「やじうま」(『増刊ヤングコミック』5月20日号)
・「モンスター」(『増刊ヤングコミック』10月20日号)
1979(昭和54)71歳・「慶安異聞」(『増刊ヤングコミック』2月20日号)
・〈ああライバルくん〉イラスト(『BOMB!!』6月号)
・「異次元X」(『増刊ヤングコミック』9月10日号)
・「日輪丸」(『増刊ヤングコミック』10月10日号)
・「なんじゃらホイ」(『月刊プレイボーイ』11月号)
・「ひげそり」(『月刊プレイボーイ』12月号)
1980(昭和55)72歳・「日本名作劇場」(『月刊太陽』1980年1月号〜1981年6月号)
・「たしかに効いた!」(『月刊プレイボーイ』1月号)
・「これが安全」(『月刊プレイボーイ』2月号)
・「れれれ……」(『月刊プレイボーイ』3月号)
・「上には上が……」(『月刊プレイボーイ』4月号)
・「れんけいプレイ」(『月刊プレイボーイ』5月号)
・「猿飛天助」(『マンガ奇想天外』春・創刊号)※再録
・「イエローマン」(『ヘブン』12月号)
・挿絵(『熱中なんでもブック』突如増刊号 ※発行月不明)
・〈年賀状印刷機〉(『太陽』12月号臨時増刊号 特別付録)
・〈人気マンガ家・イラストレーターの鶏大集合〉(『太陽』12月号臨時増刊号 年賀状図案集)
・〈家庭用燐寸式紙芝居「弾丸トミー 西部こども隊の巻」〉(『チャンス』12月号 綴じ込み付録)
1981(昭和56)73歳・「大あばれゴジラ」(『チャンス』1月号)※再録
・「赤色館の秘密」(『チャンス』2月号)※再録
・「少年西遊記」単行本(『日本漫画代表作選集 第2巻 ギャグ漫画』 3/1)
・「円盤Z(キャプテン小僧)」単行本(『日本名作漫画館[SF編]第二部④』 8/28)
・「とらわか丸」(『京都画報』8月号)
・「ピストルボーイ」単行本(『杉浦茂傑作選集』中野書店 10/20)
・「続冒険ベンちゃん・恐怖塔」単行本(『杉浦茂傑作選集』中野書店 10/20)
・「冒険ベンちゃん・怪艇魔王」単行本(『杉浦茂傑作選集』中野書店 10/20)
・「冒険ベンちゃん」単行本(『杉浦茂傑作選集』中野書店 10/20)
・「怪星ガイガー・決戦忍術城」単行本(『別冊 杉浦茂傑作選集』中野書店 10/20)
・「みんないたのか!」(『漫画の手帖』6号)
・イラスト(『四季の手帖』11月)
1982
(昭和57)
74歳・「ロイ・ビーン」(『宝島』3月号)
・〈西尾の笑って覚える英単語〉挿絵 (朝日出版社 10/)
・「ワガママ若サマ ト マメ吉」(『イラストレーション』12月号?)
1983
(昭和58)
75歳・〈「さるとび天助」「ガンモドキー」「日輪丸」「イエローマン」〉描き下ろし(『思索ナンセンス選書① 杉浦茂おもしろ世界』K・I・C思索社 10/15)
・〈パソコンはふつうの人の味方ですーおもしろ使いこなし情報〉挿絵(『パソコンはふつうの人の味方ですーおもしろ使いこなし情報』ダイヤモンド社 11/17)
1984(昭和59)76歳・〈少年児雷也・他〉『Hit Bit Pit』(ソニーPR誌 5月)
・「大あくにん」(『MOMO』7月号)
・「まんが隊」(『SFマンガ大全集 PART 26』)
・〈有楽町西武オープン記念ポスター〉10月
・「三角星」(『虎漫画 TRA SPECIAL 4 COMICS』TRA PROJECT)
1985
(昭和60)
77歳・「徳川忍者隊」(『スーパーペリカンクラブ』1月号)
・「予期せぬできごと/真昼のできごと」(『スーパーペリカンクラブ』2月号)※再録
・「南海キッド」(『付録漫画傑作選』国書刊行会 3/23)※再録
・「指定地点」(『バトルロイヤル』4月号)
・「SFの助」(『銀星倶楽部』4月号)
・「砂の星」(『銀星倶楽部』5月号)
・〈SFの助〉(『極楽版・定番文庫』※西武百貨店PR誌)
・「JIRAIYA THE NINNJYA BOY」(『RAW』#7)
1986
(昭和61)
78歳・挿絵(『お助け・三丁目が戦争です』金の星社 2月)
・〈時間防衛術(“汚れたアヒル”との戦い)〉イラスト(『PLAYBOY日本版』3月)
1987
(昭和62)
79歳・「猿飛佐助」単行本(『懐かしのヒーローマンガ大全集』文藝春秋社 8月 )※再録
・「少年児雷也」単行本(『杉浦茂ワンダーランド①』ペップ出版 10月)
・「ドロンちび丸」単行本(『杉浦茂ワンダーランド②』ペップ出版 11/30)
・「少年西遊記」単行本(『杉浦茂ワンダーランド③』ペップ出版 12/25 )
1988
(昭和63)
80歳・「0人間・八百八だぬき」単行本(『杉浦茂ワンダーランド④』ペップ出版 1/25)
・「猿飛佐助」単行本(『杉浦茂ワンダーランド⑤』ペップ出版 2/29)
・「SFの助」(『バッカス』3月号)
・「太閤記」単行本(『杉浦茂ワンダーランド⑥』ペップ出版 4/15)
・「モヒカン族の最後・水戸黄門漫遊記」単行本(『杉浦茂ワンダーランド⑦』ペップ出版 5/25)
・「ドロンちび丸・夜泣き石」(『ギャグマンガ傑作選』文藝春秋社 5月)※再録
・「まるごと杉浦茂」(『杉浦茂ワンダーランド別巻』ペップ出版 9月)
・〈歴史巷談 役に立つ日本史物語〉カバー装画(『歴史巷談 役に立つ日本史物語』講談社 11/30)
・「猿飛をにがすな」(『セイシュンのB級グルメ 文藝春秋編』12月)
1989
(平成1)
81歳・「聊斎志異(上)」単行本(コア出版 5/25)
・「ミスターロボット・赤い家の秘密」(『「少年」傑作集 第1巻』光文社 8/1 )
1990
(平成2)
82歳・〈挿絵〉(『VISAGE』No.5 4/25)
・「聊斎志異(中)」単行本(フットワーク出版 9/10)
・〈CDジャケット〉(パール兄弟のCD 9月)
・「少年児雷也」(『A・ha』10月号)
・「少年児雷也」(「私の横っ面をはたいた本100選」内での紹介)(『面白生活』vol.2)
1992
(平成4)
84歳・「発明家ドンちゃん」(『おおきなポケット』10月号)
1993(平成5)85歳・単行本『知られざる傑作集 杉浦茂マンガ館 第1巻』(筑摩書房 8/25)
・単行本『杉浦茂のちょっとタリない名作劇場』(筑摩書房 8/25)
・単行本『杉浦茂マンガ館 第2巻 懐かしの名作集』(筑摩書房 10/1)
・〈挿絵とカバー装画〉(『私は嘘が嫌いだ』筑摩書房 12/1)
1994
(平成6)
86歳・〈PONTA BOX〉CDジャケット(村上ポンタ作CD)
・単行本『杉浦茂マンガ館 第3巻 少年SF・異次元ツアー』(筑摩書房 2/1)
・単行本『杉浦茂マンガ館 第4巻 東洋の奇々怪々』(筑摩書房 6/10)
・「その後のイエローマン」(『トパーズ』6月号)
・「2901年宇宙の旅・習作」(未発表)
・〈少年児雷也/チベット語版〉(『ペンギン』秋号)
1995
(平成7)
87歳・「刺青」(『Giry』3月号)
〈PONTA BOXⅡ〉CDジャケット(村上ポンタ作CD)
・ちくま文庫『猿飛佐助』(筑摩書房)
・〈ぼくは盆栽〉イラスト(『月刊 たくさんのふしぎ』126号 折り込み付録)
・〈PONTA BOX(モントルー・ジャズ・フェスティヴァル)〉CDジャケット(村上ポンタ作CD)
・〈ママ撮ってコンテスト〉イラスト(コニカの写真コンテスト用広告、TVCFにも使用)
1996
(平成8)
88歳・単行本『杉浦茂マンガ館 第5巻 2901年宇宙の旅』(筑摩書房 4/1)
1997
(平成9)
89歳・「」『ちくま』No.321
2000
(平成12)
92歳
2002
(平成14)
・〈「杉浦茂-なんじゃらほい-の世界」〉展覧会図録
2003
(平成15)
・単行本「少年西遊記1」(河出書房新社 3/7)
・単行本「少年児雷也1」(河出書房新社 3/7)
・単行本「少年西遊記2」(河出書房新社 4/8)
・単行本「少年児雷也2」(河出書房新社 4/8)
・単行本「少年西遊記3」(河出書房新社 5/7)
・単行本「円盤Z」(河出書房新社 6/6)
・「八百八狸」(『稲生モノノケ大全 陰之巻』毎日新聞社 9/1)
2005
(平成17)
・単行本「ドロンちび丸」(『青林堂B.O.D.シリーズ』2/21)
2006
(平成18)
・単行本「怪星ガイガー・八百八狸」(『杉浦茂傑作選集 1』青林工藝舎 11月)
2009
(平成21)
・単行本「拳斗けん太」(『杉浦茂オンデマンド選集 第二巻』 青林工藝舎 2月)
・単行本「宮本武蔵」(『杉浦茂オンデマンド選集 第三巻』 青林工藝舎 2月)
・単行本「弾丸トミー」(『杉浦茂オンデマンド選集 第五巻』 青林工藝舎 2月)
・単行本「南海キッド」(『杉浦茂傑作選集 3』青林工藝舎 6月)
2011(平成23)・「おたまじゃくしニョロ」(『こどものとも』5)
・カバー挿画(『地雷を踏む勇気』技術評論社 11/11)
2012(平成24)・単行本「猿飛佐助」(『杉浦茂傑作選集 4』青林工藝舎 9月)
・カバー挿画(『もっと地雷を踏む勇気』技術評論社 9/26)
2013
(平成25)
・『杉浦茂傑作漫画選集 0人間』(小学館クリエイティブ)※1957-1958年に刊行された『杉浦茂傑作漫画全集』(集英社)全8巻のうち4巻を選んだBOX版選集
2014
(平成26)
・「ゴジラ」(『漫画コレクション1954-58』小学館クリエイティブ 7/23)
不明・「ジヤックのてがら」(媒体・発行年不明)
・「ドウブツエン双六」(発行年不明)
年齢杉浦茂年譜世の中の動き
1908
(明治41)
0歳・東京市本郷区(文京区)湯島に開業医の三男として生まれる。・赤旗事件
1910
(明治43)
2歳・韓国併合
1914
(大正3)
6歳・第一次世界大戦
1915
(大正4)
7歳・湯島小学校に入学。
1921
(大正10)
13歳・本郷区駒込の私立郁文館中学校に入学。
1923
(大正12)
15歳・関東大震災で実家の医院、家屋を焼失。・関東大震災
1924
(大正13)
16歳・医院・家屋を新築するも、9月に父が急死。
1926
(大正15)
18歳・洋画を志し太平洋画会研究所(谷中真島町)に入所。
1927
(昭和2)
19歳・洋画家の高橋虎之助氏に師事。
1930
(昭和5)
22歳・第11回帝展(帝国美術展覧会)洋画部に油彩の風景画『夏の帝大』で入選
1931
(昭和6)
23歳・満州事変
1932
(昭和7)
24歳・知人より田川水泡氏を紹介されるが3ヵ月悩み、4月1日に意を決して門をたたく。東京朝日新聞紙上において「どうも近ごろ物騒でいけねえ」でデビュー。・満州国建国
・五・一五事件
1933
(昭和8)
25歳・田河水泡の紹介により『少年倶楽部』『少女倶楽部』などに雑誌デビュー。
・田河夫妻に連れられて、弟子仲間とともに寄席や牛鍋屋、潮干狩りに出かける。
・家から独立。高円寺のアパートへ移り住む。
・ヒトラー内閣誕生
・日本が国際連盟を脱退
・「のらくろ」グッズ流行
1934
(昭和9)
26歳・高円寺のアパートから小石川音羽町のアパートに移る。・東北地方、冷害凶作被害による飢饉
・出版法改正公布
1935
(昭和10)
27歳・芥川賞・直木賞創設
・日本ペンクラブ結成
・アメリカの漫画映画「ポパイ」上映
1936
(昭和11)
28歳・本郷区森川町、帝大(現東大)前のフジハウスへ転居。
・長谷川町子が田河水泡へ弟子入り。
・二・二六事件起こる
・スペイン内乱
1937
(昭和12)
29歳・3月、田河水泡を顧問とした「昭和漫画会」が結成され、杉浦もその一員になる。
・5月、田河水泡により『小学漫画新聞』を創刊するが日中戦争勃発により漫画家にも令状が届くようになったため発行を停止。
・盧溝橋事件(支那事変)→日中戦争勃発
・少年誌などの表紙・付録に軍事色が強くなる。
1938
(昭和13)
30歳・国家総動員法公布(本格的な戦時体制確立)
・パリで第1回国際シュルレアリスム展開催
・チャップリンの「モダンタイムス」上映
1939
(昭和14)
31歳・ノモンハン事件
・第二次世界大戦勃発
・日本放送協会、初のテレビ電波発射実験
1940
(昭和15)
32歳・3月、日本児童漫画家協会主催の「コドモマンガ展」が銀座三越にて開催。・日・独・伊三国同盟締結
・大政翼賛会創立。
・映画「駅馬車」東京で公開
1941
(昭和16)
33歳・出版物規制と用紙不足などで出版事情が悪化。出版社の統廃合や雑誌の数の減少により、漫画家は発表の場を単行本に移していく。・日ソ中立条約
・真珠湾攻撃(太平洋戦争開戦)
・言論出版等臨時取締令公布
1942
(昭和17)
34歳・3月、「少年文学作家画家協会」設立、入会。
1943
(昭和18)
35歳・1月、結婚。湯島天神で挙式。横浜市港北区妙蓮寺から江戸川区小岩町に転居。
・6月、日本の全漫画家が入会した「日本漫画奉公会」が結成。
・8月、同会による「戦意高揚大漫画展」が開催され、貨物輸送の鉄道員の姿を描き出品。
・10月、出版関係の仕事がないため「茂原映画研究所」に入所し軍関連の教材映画のセル画の仕事に従事。
・「学徒戦時動員体制確立要綱」発表(学徒勤労動員の実施)
・英米語の雑誌名禁止
1944
(昭和19)
36歳・米軍、サイパン島占拠
・東京空襲(B29による本土初空襲)
・一億国民総武装(竹槍訓練など本格化)
1945
(昭和20)
37歳・7月、召集令状が来る。世田谷の砲兵連隊に入隊、熊本県へ派兵。
・9月、復員。食料の確保に明け暮れる。
・東京大空襲
・独、無条件降伏
・広島、長崎に原子爆弾投下
・ポツダム宣言受諾。8月15日、終戦の玉音放送。
・第二次世界大戦終結
・GHQ(連合国総司令部)設置
・チャンバラ映画、および仇討ち・心中もの芝居の上映禁止(GHQ)
1946
(昭和21)
38歳・新生閣社長・鈴木省三氏を紹介され、戦後初仕事となる単行本を描かせてもらうことが決まる。・東京裁判
・日本国憲法公布
・夕刊フクニチで「サザエさん」(長谷川町子著)連載開始
・三一書房、みすず書房などの出版社が相次いで創業
・文学雑誌の復刊・創刊相次ぐ
・「拳銃の町」「カサブランカ」などをはじめ、アメリカ映画の輸入再開(GHQ)
・プロ野球公式戦再開
1947
(昭和22)
39歳・10月、田河水泡宅に東京漫画社社長・矢沢、伊藤莫、ツヅキ敏、野呂しん平、杉浦茂が集まる。・日本国憲法施行
・6・3・3・4制(男女共学)を規定
・第1次ベビーブーム
1948
(昭和23)
40歳・ニュールック(男性リーゼント、女性ロングスカート)ブーム
1949
(昭和24)
41歳・ドッジ=ライン実施。いわゆる「ドッジ不況」が起きる
・湯川秀樹氏が日本人初のノーベル賞受賞
・雑誌『少女』(光文社)で「あんみつ姫」(倉金章介著)連載開始。大ヒット
1950
(昭和25)
42歳・朝鮮戦争勃発。朝鮮特需
・金閣寺が放火により全焼
1951
(昭和26)
43歳
1952
(昭和27)
44歳・漫画家志望の斉藤昭、藤巻悟郎の両氏が杉浦茂のもとを訪れる。
1953
(昭和28)
45歳
1954
(昭和29)
46歳
1955
(昭和30)
47歳
1956
(昭和31)
48歳
1957
(昭和32)
49歳・ソ連が世界初の人工衛星打ち上げに成功
1958
(昭和33)
50歳・後半の半年間、過労による病気療養のため休筆・東京タワー完成
・「三種の神器」など家電ブーム
1959
(昭和34)
51歳・キューバ革命
・『週刊少年マガジン』『週刊少年サンデー』同時創刊
1960
(昭和35)
52歳・安保闘争激化
1961
(昭和36)
53歳・ベルリンの壁構築
・ソ連、ガガーリンによる人類初の有人宇宙飛行に成功
1962
(昭和37)
54歳・キューバ危機
1963
(昭和38)
55歳・新千円紙幣発行
・ケネディ大統領暗殺
・力道山刺殺
・アニメ「鉄腕アトム」放送開始(日本初の連続テレビアニメ)
1964
(昭和39)
56歳・海外旅行の自由化
・東京オリンピック開催
・東海道新幹線開通
・漫画雑誌『ガロ』創刊
・『平凡パンチ』創刊
1965
(昭和40)
57歳
1966
(昭和41)
58歳・ビートルズ来日(日本武道館公演)
・ウォルトディズニー死去
1967
(昭和42)
59歳
1968
(昭和43)
60歳・タイガー立石氏と親交を結ぶ・3億円事件
・川端康成ノーベル文学賞受賞
1969
(昭和44)
61歳・アポロ11号、人類初の月面着陸
1970
(昭和45)
62歳・日本万国博覧会(大阪万博)開幕
・日本航空機よど号ハイジャック事件
・三島由紀夫、割腹自殺
・ケンタッキー日本第一号店オープン
・アニメ「のらくろ」放送開始
1971
(昭和46)
63歳・マクドナルド日本第一号店オープン
・日清食品からカップヌードル新発売
1972
(昭和47)
64歳・あさま山荘事件
1973
(昭和48)
65歳・オイルショック
1974
(昭和49)
66歳・佐藤栄作がノーベル平和賞受賞
1976
(昭和51)
68歳・ロッキード事件
1978
(昭和53)
70歳
1979
(昭和54)
71歳
1980
(昭和55)
72歳・米、モスクワ五輪をボイコット。日本をはじめ西側諸国が同調
・イラン・イラク戦争(〜88年)
・黒澤明監督の映画「影武者」がカンヌ国際映画祭でグランプリ受賞
・ジョン・レノン射殺
1981
(昭和56)
73歳
1982
(昭和57)
74歳
1983
(昭和58)
75歳・東京ディズニーランド開園
・NHK連続テレビ小説「おしん」ブーム
1984
(昭和59)
76歳・有楽町西武の広告キャラクターに杉浦漫画が採用される。・グリコ・森永事件
・映画「ゴジラ」公開
1985
(昭和60)
77歳・国際科学技術博覧会「科学万博-つくば '85」開催
・日本航空123便墜落事故
1986
(昭和61)
78歳
1987
(昭和62)
79歳
1988
(昭和63)
80歳・青函トンネル開通
1989
(平成1)
81歳・児童文化功労者に選出。・「平成」改元
・消費税施行(3%)
・ベルリンの壁崩壊
・手塚治虫死去
・田河水泡死去
1990
(平成2)
82歳
1992
(平成4)
84歳・長谷川町子死去(同年に国民栄誉賞受賞)
1993
(平成5)
85歳・サッカーJリーグ発足
1994
(平成6)
86歳・アサヒグラフに「漫画家杉浦茂の世界」が特集される。・松本サリン事件
・大江健三郎、ノーベル文学賞受賞
1995
(平成7)
87歳・阪神・淡路大震災
・地下鉄サリン事件
・「Windows95」発売
1996
(平成8)
88歳・最後の作品となる「2901年宇宙の旅」を書き下ろす。・岡本太郎死去
・藤子・F・不二雄死去
1997
(平成9)
89歳・消費税増税(5%)
・香港が中国に返還
2000
(平成12)
92歳・4月23日、腹膜炎のため入院先の病院で逝去。享年92歳。・2000年問題
2002
(平成14)
・展覧会「杉浦茂-なんじゃらほい-の世界」が三鷹市美術ギャラリーで開催。・サッカーW杯日韓大会開幕
2003
(平成15)
2005
(平成17)
2006
(平成18)
2009
(平成21)
・「冒険と奇想の漫画家・杉浦茂101年祭」展が京都国際漫画ミュージアムで開催。
2011
(平成23年)
・スティーブ・ジョブズ死去
・東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)
2012
(平成24年)
・「びっくりどんぐり奇想天外 杉浦茂のとと? 展」が江東区・森下文化センターで開催。
2013
(平成25年)
2014
(平成26年)
不明

※年表作成にあたっては以下の資料を参考とさせていただきました。
『杉浦茂-なんじゃらほい-の世界』(三鷹市美術ギャラリー)/『杉浦茂ワンダーランド別巻 まるごと杉浦茂』(ベップ出版)/『杉浦茂ー自伝と回想』(筑摩書房)。
※掲載は基本的に初出作品としています。