解 説

『少年クラブ』(講談社)1955年(昭和30)3月号の別冊付録に掲載された、名作コミカライズの代表作。大まかなストーリーは映画に準じているが、シリアスさは排除し独自の世界観でゴジラを描いている。『少年少女おもしろブック』(集英社)1955年(昭和30)6月号の別冊付録では、続編の「大あばれゴジラ」も発表。こちらは映画から設定だけを借りた完全オリジナルとなっている。

読み切り掲載

「大あばれゴジラ」

『少年少女おもしろブック』別冊付録「別冊おもしろブック」

発行:集英社

1955年6月

スピンオフ・関連作品・再録

「大あばれゴジラ」

『チャンス』

発行:現代ブック

1981年1月

ページ数:8頁

※1955年の同名作品をオールカラー化。

「ゴジラ宣言」

『宝島』

発行:JICC出版局

1985年1月

ページ数:6頁

※P160~165「ゴジラCOMIC全リスト」で紹介

「ゴジラ/大あばれゴジラ」

『杉浦茂マンガ館 第3巻 少年SF・異次元ツアー』

発行:筑摩書房

1994年2月

P193~P251

※「ミスターロボット1,2」「アンパン放射能」「赤色館の秘密」「ゴジラ/大あばれゴジラ」「0人間」を収録。

「ゴジラ」

『漫画コレクション1954-58』

発行:小学館

2014年7月

ページ数:378頁

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