中国の怪異譚をまとめた短編小説集「聊齋志異」をモチーフに、杉浦茂のエッセンスを加えて新しく作り上げた短編作品集。ポップと劇画調が混在したタッチ、シュルレアリスムを用いた表現など、杉浦ワールドの魅力が存分に堪能できる。単行本用に描き下ろされたが、出版社の経営事情により上巻と中巻が別々の版元からの発行となったうえ、残念ながら下巻は発刊に至らなかった。その未発表作品は『杉浦茂マンガ館 第4巻 東洋の奇々怪々』(筑摩書房/1994年)に収録されている。
解 説
解 説
中国の怪異譚をまとめた短編小説集「聊齋志異」をモチーフに、杉浦茂のエッセンスを加えて新しく作り上げた短編作品集。ポップと劇画調が混在したタッチ、シュルレアリスムを用いた表現など、杉浦ワールドの魅力が存分に堪能できる。単行本用に描き下ろされたが、出版社の経営事情により上巻と中巻が別々の版元からの発行となったうえ、残念ながら下巻は発刊に至らなかった。その未発表作品は『杉浦茂マンガ館 第4巻 東洋の奇々怪々』(筑摩書房/1994年)に収録されている。
『聊齋志異(中)』
発行:フットワーク出版
1990年9月
ページ数:222頁
「聊齋志異」
『杉浦茂マンガ館 第4巻 東洋の奇々怪々』
発行:筑摩書房
1994年6月
ページ数:392頁
※「猿飛佐助」「少年西遊記」「聊齋志異」(「聊齋志異」は未発表作品)を収録。
「刺青」
『Giry』
発行:講談社
1995年3月
P274~P281
※「聊齋志異」未発表作品。