1971年5月に創刊し1972年9月に終刊した雑誌「黒の手帖」。過激かつ前衛的な評論や小説、グラビアなどが並び70年代の文化をうつし出したと言われた。この雑誌への連載は、杉浦茂としては異色のブラックユーモアを散りばめた大人向け漫画となっている。
解 説
雑誌「黒の手帖」読み切り連載
連 載
「黒の手帖」（檸檬社）1971（昭和46）年5月～1972（昭和47）年5月号
1971年
5月号
P76～P79
「真昼のできごと」
8月号
P82～P85
「実力者」「遺産」「絵」
9月号
「防弾チョッキ」（P26）
「親切タヌキ」（P33）
「特別枠」（P85）
「スパイ」（P123）
10月臨時増刊号
「かぐや姫」（P50）
「桃太郎」（P51）
「舌切雀」（P65）
「浦島太郎」（P122）
1972年
4月号
P67～P70
「性教育風景」
5月号
P76～P79
「性教育風景」
スピンオフ・関連作品・再録
「予期せぬできごと／真昼のできごと」
『スーパーペリカンクラブ』
発行：21世紀社
1985年2月
P9～P16
※1971年の『黒の手帖』掲載同名作品の再録。
